「ちょっと歌みてください」掲示板 ー日本語を深く学ぶための短歌講座ー

いらっしゃいませ。こちらは短歌講座、「日本語を深く味わうための短歌の作り方」の掲示板です。「ちょっと歌をみてください」&「おしゃべり用」掲示板です。投稿の際の注意を守って、楽しく短歌を上達させましょう。

投稿の際、以下の「きまりごと」をご参照ください。
      きまりごと

1.しめきりまでにやり取り完了を目指すべし
しめきりまでにやり取り完了を目指してください。。あまりに多くの人がしめきり前に殺到すると見る人が死にますので、なるべく思いついたら投稿してください。

2.名前わするるべからず

昔のハンドルネーム的なものでも大丈夫です。ただし一度決めたハンドルネームは「コテハン」(固定ハンドルネーム)となるため、変える際はそのことを掲示板に明記してください。

3.仕立てや仕上げも見るゆえ、1投稿1首をまもるべし

渾身の1首を書いて送ってください。その歌の出来栄えに満足されるまで、お互いに案をだして仕立て直します。最後の仕上げまで油断せず、1週間なるべく頑張りましょう。11月23日~30日まで、無料体験期間といたします。

4.新聞などに投稿する歌、公開するべからず

新聞や賞などの公募に使う歌は、絶対にここに投稿しないでください。だいたい未発表の作品を応募する場合が多いです。ここは仕立て方や仕上げ方を学ぶ講座と思ってください。

5.投稿後の作品は積極的に送るべし

いい歌を作りたいという気持ちでいらしてください。。投稿で評をされず困っている、自分の歌をみてほしい、そういう方のための掲示板です。ふらっとお気軽に起こしください。

6.先生呼びするべからず

短歌の世界では先生とよばれたり師匠とよばれるのは弟子に対する責任が生じるので、こわいです。わたしを先生と呼ばないでください。どうしても称号をつけたいときはコーチと読んでください。わたしはピッチングコーチのような、ワンポイントリリーフです。もっと偉い方を紹介しますのでよろしくです。

7.希望や要望は歌とともにコメントで書くべし

人によってもろもろお気持ちが違います。ご不安なまますすめるほうがわたしにとっても不安になります。お歌(浮かんだ案)とともに、「このようにしたい」というお気持ちを必ずお書き添えください。

推敲希望、添削希望、意見のみ。いろいろご相談自由に受け付けます。(旧仮名のご希望はあらかじめお書きください)

コメントご要望なければ読み味わい、こうしたらいいかな、こうするといいかなを、あれこれ考えます。

8.文章を意識すべし

短歌は31音の文章ですので、57577くらいの長さ(30文字から40文字)くらいの文で書かれても大丈夫です。読み味わい、このまままでいいかを考えますのでわからなければだいたい57577の5つの句の自然な文章を書いてお送りください。初心者の方もご心配無く。アイデアだけでも大丈夫です!

9.他よろずnoteを参照すべし

こちらのページを見て、気持ちをわかせてください。

10.投げ銭の用意をすべし

体験期間中は無料ですが、価値を感じたら投げ銭していただけると助かります!金額の多寡は問いません。

SBI新生銀行 0397 さくら支店 300
 0561080 ニシマキ マコト

入会前の方は、体験期間中に新しいスレッドをたてて、
「ちょっとみてほしい短歌」を1首投稿してください。
おしゃべり・雑談・悩み相談などなども、
お気軽にお待ちしております。

BBS
アイコン設定
投稿者さん使い方

短歌1首とその他おしゃべりを投稿してください。
(個人情報とかはダメですよー)

日本語は本来がやがやした言語でした。喋りに「お」という尊敬語がついているくらい、よくみんな喋ってます。お互いの表情や意見などを窺うために、おしゃべりは大事なツールだったんです! 西欧とは違います!

実はBBSがなぜか16件以上が経過すると表示されない仕様になってしまっています。

(20件まで大丈夫です!)

コピペ希望の方はスレッド変えていただいても構いません。管理者権限ではすべて残っているので、入り用ならお教えください。【2024/10/17】
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/14 11:26 (No.14631)削除
陰謀論にとらわれたかつての友人のタイムラインを野次馬根性で覗き見する自分のいやらしさは、彼と同じではないか?

整理しました。

全体を捉え直した文章。

陰謀論にとらわれた友人を見捨てて距離をおいた自分だが、たまに元友人のネット発言を見に行く。それは気遣いや心配ではなく、下世話な好奇心。友人が相変わらず珍妙で不合理な発言を繰り返し、ネットバトルに消耗しているさまをみては、どこか「安心」している自分がいる。
それは、疎遠になる過程で元友人に傷つけられた経験から、友人が他人と傷つけ合う有り様をみて、ざまみろという心理、同時に元友人を攻撃する第三者の発言によって、自分の「正しさ」を再確認しているのだ

自分の気持ち
自分を傷つけたニンゲンがネットで第三者から傷つけられるさまをみて溜飲を下げている。しかし、それってあまりに下品ではないのか?
自問自答する自分もいる。

道具というかきっかけ
陰謀論

不要な部分
野次馬根性で覗き見する自分のいやらしさ、タイムラインかな?

以上を踏まえ、再構成してみました。

陰謀論にとらわれ自分を傷つけた元友人がネットで叩かれるさまに溜飲を下げる自分の醜さ

よろしくお願いします。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/19 00:27削除
ありがとうございまーす。よろしくお願いいたしまーす!
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/19 00:07削除
西巻さん

まず、もろもろ承知いたしました。
この歌はしまってください。

おっしゃるように、だいぶひねって気持ちが遠くなっちゃいました。
noteで紹介された歌集も読んでみます。

来月からの講座も楽しみです。
これからもよろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/18 21:34削除
あ。いえいえ。お気になさらず。というより、まず公園とかでの遊具や道具の使い方って上級生が一応手取り足取りおしえるじゃないですか?

むしろこの期間はもう人生でやって来ませんので、ここから「自分の力をつける機会」ってたくさんやってきますから、そんなに気にしなくていいです。

元案からお直しになられたのですね。

とりあえず私の意図としては、この場をしまうのが目的だったんです。もう最初の感情から結構時間がたっているので、あんまり仕立てをしてもなんかルービックキューブを延々とやるみたいな結果になっているのではないか? と思ったのです。

実はまだ松代さん57577の形が体に入ってないみたいで、推敲案をみると三句目の5がない、んですよ。

丸め込まれた/恨みをはらしに/     /論破されてる/あいつを見に行く/


ここに何を入れるかはお任せしますが、ちょっとこの歌は一回しまっても大丈夫でしょうか。

作るときにまだ57577になってないので、直しだけしてもまずあんまり先に進まないかなと思いました。
いまのところ仕上げの過程はこのくらいがんばるんだよ、というくらいの理解で大丈夫です。


だからもしここから自分流で向上を狙われるなら、仕上げの技術を身につけるより、まずいっぱい作っていっぱい短歌を読むことです。
結構noteにおすすめの歌集を出してますので、ご自身の肌に合いそうなものをお読みいただくなど、とても良いです。

本来は、口から出任せででてきた歌が「一発で57577の形になること」が目標なので、まずは57577の自由な使い方をご自身のものにされるのが第一だと思います。

そのあとに、仕立てや仕上げの段階ですよね。決して仕上げの技術だけよくなるということはないので、まずは見立てて作るということに集中してください。

ただ、短歌っていきなり自分なりに練習しながら面白い歌作る、みたいなところあるので、できた歌にはこだわってほしいのです。色んな感情を57577の形式に載せていくのがまず基本になるので、いろんな「定型力開発」のメニューをいま考えてるんですよ。

11月以後もプログラムいろいろあるのですが、一からこの講座に参加していただいている方は、「たくさん作る」という過程をふまえていただくほうがいいかなと思っています。

一個一個大切にしながら、歌数を増やすという過程も大事です。ふっと思い浮かんだ感情などは忘れずにメモしておいてくださいね―――。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/18 15:12削除
西巻さん、ありがとうございます。
すごくよくしていただき、これこそ双作とよろこんでしまいましたが、自分でなんとかしないと、自分の力がつきません。昨夜は忙しくて、それこそ保留させていただきましたが、すこし時間が空いたので、以下のような考えを綴ってみました。

まず、仕上げていただいた

論破されてるあいつのポストで紛らわす丸め込まれた俺の悔しさ

の「で」を「が」に変えて、受け身にしてもいいかと思ったのですが、それはわざわざポストを読みに行くいやらしさが消えるのでやめます。

提示いただいた仕上げはいったん忘れて、自分でいじると、以下のものが出てきました。


丸め込まれた恨みをはらしに論破されてるあいつを見に行く


入れ替えたくらいで、また悪意が漂う感じもしますし、仕上げていただいた歌はとても気に入ってますが、それでもこしらえてみました。
よろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/17 11:17削除
そうそうそう。すごい良くなりました。ちょっとここからは高度なぼくの仕上げの技をお伝えするので、参考にしてみてくださいね。

論破されてるあいつを見るたびに丸め込まれた悔しさが消える

             ↓

論破されてるあいつのポストで紛らわす丸め込まれた俺の悔しさ


結構クリエイティヴなことやりました。すいません。

①どっかでTwitterいれたいなとおもっていて、あいつのツイとか、あいつのレスかなとおもったんですけど、あ、いまポストかとなったので、あいつのポストにまず変えました。

②消えるが最後になるんですけど、とにかく言いたいのは自分の悔しさのはずなので

一度  論破されてるあいつのポストを見るたびに消える丸め込まれた俺の悔しさ

って上下を入れ替えます。(悔しさが読者に残るように最後にします)

③なんかリズムが乱れたので、

「~を見るたびに消える」というののうまい言い換えになる言葉はないかとおもって類語を引いてみたんですが、

うさを晴らす、溜飲を下げる、紛らわす、

みたいな感じかなとおもって

晴らしてくれる
紛らわす
溜飲を下げる

のどれだろうと思いました。


リズムがいいのが紛らわすなので、今回紛らわすを採用しましたが、うまい言い換えあればそっちをつかっていただいても構いません。

大事なことは②の「いいたいことを最後にすると読者のこころに残る」だと思います。入れ替えがあると最高です!
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/17 10:27削除
ありがとうございます。
道具立てについてもありがとうございます。

そもそも、自分で論破できなかったから悔しいので、そこを読者が読み取れないと、その悔しさを他人にはらしてもらってるいやらしさもわからないですね。

最初の悔しさを考えました。


論破されてるあいつを見るたびに丸め込まれた悔しさが消える


言いくるめられた
言い負かされた
揚げ足取られた

など考えましたけど、丸め込まれたのが悔しい気分にしっくりくるように思って、先程のようにしてみました。
よろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/16 23:39削除
どうもでーす。

ごめんなさーい。なんか曖昧なアドバイスだったかな。読者第一主義でいくと、やっぱりちょっとわかんないと思います。

というのは、「なんで」作者がそもそもくやしさを持っているかがわからないんですよ。

>道具立てのネットあるいはスマホ

これちょっとニュアンスの受け止め方が違うのは、心を表現するために道具があるのです。道具で具体的に解説しちゃうとこころから遠ざかってしまいます。

「俺のスマホの悔しさ」って、ちょっと客観的に見てみて、事前情報がないとちょっとこころが違いません?

悔しいと俺のスマホがおもっていて、その仇を取る歌? みたいに見えちゃうかも。


スマホは消しましょう。


あと、一つラッキーなことが。

論破され/てるあいつを/見るたびに
5     6     5

に一見すると見えますが、これ最初の句(初句)は、自由に読者は拡張可能です。

論破されてる/あいつを/見るたびに
7      4    5


という775の2句目が足りないリズムとして読んじゃうかも。


ちょっと使えるスペースが増えました!



ちょっとのちほどリズムの話もしますね。


とりあえず今回は、

① 論破されてる   ○○○   見るたびに ○○○○       悔しさが消える
   初句    2句(あいつ)  3句      4句(俺の)     5句


というくらいしか出来ていないと考えてみてください。

② なんで悔しかったのか、どう騙されたのか、もう一回考えて入れられないかをまず試してみましょう

ということで、もう一度ちょっとファジーなところから歌が出来ます!
よろしくです~。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/16 10:41削除
ありがとうございます。
感情を深く読み込んでいただいて、おかげですごくよくしていただきました。

自分の思考の流れを書きながら、仕上げます。

いただいた

論破されてるあいつを見るたびに俺の悔しさが消える

に、道具立てのネットあるいはスマホを足したいと思いました。

論破されてるあいつを見るたびにネットに残った俺の悔しさが消える

もっと削りたい

論破されてるあいつを見るたびにスマホで俺の悔しさが消える

もう少しはっきりさせたい

論破されてるあいつを見るたびに俺のスマホから悔しさが消える

論破されてるあいつを見るたびに俺のスマホの悔しさが消える

スマホから?
スマホの?

どちらか?

自分は

論破されてるあいつを見るたびに俺のスマホの悔しさが消える

にしみます。

よろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/15 22:16削除
はーい。そうそうこんな感じ。これすごいややゴツっと最初だけ6音なんですが、するする入ってきます。
調べはこんな感じで、なるべく自然に文章に載るように、ほんといいですね。

ただなあ、結構難しいんですけど、これだけだと「なんでやましさが消えたのか」まで消えちゃっているんですよね。


「俺が騙された」、というのが抜けます。

でもおしゃれな道具ですけど、フォローって使いたいけど、感情の動きだけをいうなら、Twitterはなくても良くないですか?

ちょっとフォローとやましさけして、違う意味なんですけど、「騙された悔しさ」いれましょうか

そのくらいで感情の分量は限界かな。「論破されてるあいつを見るたびに俺の悔しさが消える」っていうくらいでとりあえず手打ちな感じがします。そんな感じで仕上げに入ってみてください―。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/15 16:10削除
気がつくと七五調にはめ込もうとして、これは自分でも厄介な癖だなって思うようになりました。

文章の流れを意識して、変えました。


論破されてへこむ旧友を見るだけでフォローしているやましさが消える
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/15 12:31削除
Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心が嫌い


なんか前出してもらったこのAmazonの歌ににてきました。

ぼく松代さんにあんまり「57577」厳密に入らないほうがいいのでは? とおもったのは
Amazonが/あんなやつの写真集を/おすすめした

くらいで、この上の句のリズムのある怒りが575っぽくなっているからです。

こちらは57577にしてしまいましたが、なんか面白みが無い。あとまだ悪意なのですよ。

旧友の陰謀論が破られるそれをネットでみて笑う俺

まず破られるって論破されるってことですよね。正確に言わないと「何だろう破られたの」って感じになっちゃうかな。

なんか最初のリズムのほうが字余りの楽しさがありました。せっかく論破ということばが出てきたんですから、
論破され くらいでもう一度、出任せのリズムで作ってみてくださいね。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/15 11:33削除
悪意ですよね。
おっしゃるように、旧友への悪意と自分の被害者意識のふたつが重なって、かなりしんどいと思います。

やわらかな部分を意識して考えました。


旧友の陰謀論が破られるそれをネットでみて笑う俺


もうちょっとやわらかな感じがいいかな?
すこし迷ってます。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 22:42削除
うーん…。おかしい調べにのせにくい。
ちょっとまってくださいね。

これ、韻律にのせられないのは悪意が強すぎるからだと思いました。

自分でまとえないんじゃないかな。凝視が強すぎて。一応「うた」なので、じーっと見ているだけの状態を散文でいうだけだとちょっと自分で歌にするの辛いきがする…。

この歌に限りなんですけど、すこーし「ほわっ」とまとうときにやわらかいところがないと、読者も息を入れにくいんだと思いますよ。

これは言葉に「傷つく」「傷つく」しか入ってないから、ほんと自分の体内を通すときに辛いっす。次は自分が57577にしたとき、どういう風にいうか、声とか口ずさみとかあんまり自分に無理のない形で体に入れて見て、だいたい5、だいたい7、5(三句目は絶対5にしてください)、そしてだいたい7、だいたい7でちょっとわけてみてください。

文がゆっくり口をついてでてくるときに、57「5」 (一度とめ)77のリズムで出るといいです。かならず塊は守ってください。三句目5音です。

一回歌にしますけど、ぼくだったら

中傷に傷ついている旧友をフォローしていて心やすらか

くらいのところで一回考えるのかなあ。

なんかやすらかとか落ち着くみたいななにか心のホットポイントを入れるんですけど、
この文はどうすればそれを入れた状態で松代さんらしさを出せるかがちょっといま想像がつかなくて困ってる感じでです。

ちょっと実はほんとはフォローしてる自分が嫌だけど、でもフォローしてる理由もどっかで安らぎがあるみたいなところが言えるのかなとは思いますが…。その漢字をwwwとかで言えなくて困っちゃってます。すいません一旦形にしてみましょう。

松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/14 15:32削除
もう少し整理しました

友の陰謀論に傷つけられた俺は彼が傷つく姿を見るためだけにまだフォローしてる
返信14
R
Rhythmさん (9ai306vy)2024/10/16 21:04 (No.14893)削除
西巻さん、こんばんは。
初回以来の投稿です。新規スレッドでよろしいでしょうか。

信号よ、もう少しだけ赤でいて 月が隠れるまででいいから

夜、信号待ちをしていると、月が美しく、ずっと見ていたい。
でも、そうもいかない、せめて雲が月を隠すまでは、そんな場面をイメージしました。

いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/17 19:06削除
はい――。実はこの講座、今回で一度最終回として「まとめ」の時間をnoteでやっていきたいです。講評として「こういう意見」とか色々取り上げてやっていきます! なので、10月31日までこのBBSは閉じないので、ぜひぜひ、出してみてください。
R
Rhythmさん (9ai306vy)2024/10/17 18:26削除
西巻さん、ありがとうございます。

これ、口語短歌、会話体短歌のものすごく本質的なサジェスチョンをいただいたと思うのです。

自分で消化し、言葉にするには、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、しっかり考えます。

実は、1案、2案とも、名状しがたい違和感はありまして、それがなんなのかわからずにおりました。

重要なヒントをいただきました。たとえ時間切れになったとしても考え続けます。

この返信で教えていただいたこと、実は途轍もない論点なんじゃないかと受け止めています。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/17 16:17削除
どうもどうもです。そうかそうかなるほどなるほど。と思いました。で、初案に感じた違和感って、ぼくたぶん「月」が従になっているから月が主役と感じないのか、ということなのかなあとおもっていましたが、これ、会話体の口語短歌って、ものすごく意識していないとプロでも気づかない重要な問題があるなと思いました。というか、口語ってそもそも話し言葉なので、口語短歌ってそもそも会話体短歌なんですよね。


口語の場合って、会話調にするかしないかという判断も含めて、「口調」があらわすニュアンスが歌の表情になってしまうんですよ。文語にも文体あるんですけど、その雰囲気と口語の口調のニュアンスは全然違うじゃないですか。

なんかのんびりした感じの口調で歌うと「のんびりした雰囲気」の短歌になるし、じゃあ、浮気のシーンででる短歌って、「のんびりした口調」じゃダメじゃないですか。たとえばこんな感じ

今すぐにキャラメルコーン買ってきて
そうじゃなければ
妻と別れて
(佐藤真由美)

これ、浮気相手のわたしが主役で、怒りを必死でこらえてる「会話調」の文章なんですけど、やっぱり「張り詰めた感じ」しません?

命令形だし。そういえば私の短歌もよく切迫感があるって言われるんですけど、確かに「生きるか死ぬか」みたいなぎりぎりのところで歌っていましたね。だから、どういうふうな「口調」を使うかも作者の判断なんですよ。

現代日本語は同じ言葉でも張り詰めた風にいうかのんびりいうかでだいぶ表情違います。「止まれ」を危ないの意味で使うときは、止まれっ!!」じゃないですか? 逆にバックしてくる車を停止させるときって、「オーライオーライオーライ、はーい、とまーれー」じゃないですか。なんかニュアンスで変わるんですよ。意味すら。

信号よ、もう少しだけ赤でいて 月が隠れるまででいいから

これ褒めてる歌なんですけど、信号に対して「信号さんお願い」って言ってる感じ。月を褒めるときはこの口調でいいんですよ。でも信号にいうときの口調が微妙に違う気がするんですよ。


三日月を隠さないでよ、うろこ雲 赤信号のあいだだけでも

こっちのほうがどっちかというか自然に見えるんですけど、でもこれもうろこ雲に言ってるでしょう。
口調に合わせると、こっちが自然に見えるんですけど、やっぱりこれ少しストレートに月への思いが見えてないから、なんでうろこ雲にいうのかがわからない気がする。

わたしたち読者はすごい変な話なんですけど、三日月とか月って言われても、月を褒めてるかどうかなんで実はわからないくらいニブいんですよ。よい三日月っていうだけでもカワイイ三日月っていうだけでも、だいぶニュアンスが変わりますしね。もし月を主にするなら、月をどういうニュアンスで褒めるかは絶対必要だし、月を従にして月を褒めるなら、もうちょっと信号に対する口調がはっきり「私のんびりして月見てます」ってわかようなニュアンスで書いたらどうかなっていうことなんです。

やっと説明できた。でもこれすごい大事なことで、口調の選択で表情は変わるので、ぜひどういう口調で、なにを主にしたいのか、もう一回考えてみてください。
R
Rhythmさん (9ai306vy)2024/10/17 12:06削除
西巻さん、ありがとうございます。
先週はだいぶ立て込んでおり、せっかくの機会に参加できず残念でした。

さて、信号が主で月が従になっているというご指摘、確かに! です。
絵を思い浮かべても、赤信号の方が輝いています。

一方で、月が美しい、というのが伝えたいことではあっても、それを素直に寿ぐだけではおもしろくありません。
何か目線を変えたい、と思い、道具にしたのが信号でした。

月を前に押し出すと、こんな感じでしょうか?

 三日月を隠さないでよ、うろこ雲 赤信号のあいだだけでも

どんな月、雲なのかを思い描いたとき、たぶんそこまで厚い雲ではなく、だとすると満月では雲に隠れきらなさそうですし、三日月が最も切迫感があると考えました。

会話体の短歌も、レパートリーのひとつとしてつくっていきたいので、今回はこの形式で進められればありがたいです。
もっと掘り下げるところがありましたら、教えてください。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/17 08:39削除
いらっしゃいませ~。毎週でも良かったのに。あっという間に最終回で、来週まとめで1週お休みで、その後有料の流れになりました。すいませーーん。ちょっと11月から講座を本格始動するには、さすがに決まってないことが多すぎると思って。今週の22日で一度締めなので、それまで自由にお歌投稿してくださいね。

で、このお歌、いがいと上手くまとまってるから、結構お話みたいに読む人はこういう短歌好きなんですよ。

でも、気持ちはさ、絶対「月が美しい」っていうことを言いたいし、その気持ちを見せたいわけじゃないですか。だけど、読者に伝わるのは
「信号に対する思いの強さ」になっちゃうけど、Rhythmさんはそういう伝わり方でほんとうに納得しますか? っていうところかな。

信号への呼びかけの歌になっちゃうと、ちょっと感動が浅い感じがする。眼目の道具の月が、脇役になっちゃわない?

この辺ちょっと自分の動機とか作為とかを聞かせてほしいです。

会話体の歌にするならするでいいんだけど、ちょっとご意見聞かせてください。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/16 23:41削除
いらっしゃいでーす。ちょっとまってね。今日は出かけてきて眠いですー。
明日朝に書きまーす。
返信6
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/17 16:19 (No.14981)削除
はーい。考え中でーす。コメントもう少しおまちくださーい
返信
返信0
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/11 16:53 (No.14279)削除
西巻さま

前のスレッドが16件に達しているようですので新しいスレッドを立てますが、よろしかったでしょうか。

出会うひとがみんなわたしを置き去りにする 廃線を指でなぞって

これが一番、自分の気持ちに近いと思います。
これから出会うひともそうなんだろうという感じ。
この歌は、これでしまって大丈夫でしょうか。

時間が許すなら、レジ袋で考えていた歌を出しますので、ご意見いただけるとありがたいです。
結局、レジ袋は使いませんでした。

セルフレジで水だけを買う 欲しかったのはいきものの体温
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/15 11:38削除
あーいスレッド片付けですね―
えんどうけいこさん (9alas5t0)2024/10/15 09:07削除
ありがとうございます!
それでは以下を完成として、新しい歌は別のスレッドを立てますね。引き続きよろしくお願いします。

いろはすのペットボトルをもてあそび欲しいのはいきものの体温
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/15 08:03削除
了解でーす。この辺は洋服みたいなものですから、ご自身が好きな服を着てくださいねー。
もうちょっとヤバさが欲しい、みたいな、希求がほしかったりする? っておもったときに使ってみた感じ。

いろはすはこれでしまって大丈夫ですよ。

なんか診断書のお金だけは安くして、って思いますけど。。。

ほんとうちらなんか苦労していきてきましたよね…。
おたがい褒め合いましょう。こころをめでて暮らしましょう。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/15 07:19削除
いろはすのペットボトルをもてあそびほしい、いき、いきもの、たい、おん

わー、これいいんですけど、でもちょっとエキセントリックすぎるような。
わたしの気持ちとしては、元歌のほうがしっくりきます。
「いき」がほしいっていうのはもちろんあるんですが、それはまた別の歌で言いたい気がします。

診断書、最近同じクリニックで2通つくってもらったんですが、1通が5000円、もう1通が10000円でした。目的と内容で違うんでしょうね。
相場とかわからないし、言われた通り支払うしかないんですが、ほんとに生きてるだけでお金ばっかりかかって大変ですね。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 23:13削除
あ、気付いた

いま、診断書って1件1万円とかなのかな。でも免許担当で発行するような書式があるから、前はまるつけるだけの3000円で済んだんですけどね…。すいませんおしゃべりが抜けて…。

あと、お歌なんですけど、多分、いきものの体温 って、めちゃくちゃ具体的にいうと、いきものだけでメダカとかザリガニとかも入っちゃうから、これがいきもの、というより、息からきていることばだってわかるというか、なんか違う意味づけができるといいかなと一瞬思ったり。

ぼく「しんそこ」って入れましたけど、とにかく言いたいことぱって投げ出す感じでいいかも。あとテクニックを使うなら、言葉がゆっくり落ちるような表情をつけるか。

すいませんつべこべ言わずに結果だけ。

いろはすのペットボトルをもてあそびほしい、いき、いきもの、たい、おん
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 20:51削除
きゃーーー。いろはすの歌、さびしさすぎて笑い泣きしているえんどうさんの姿が浮かびます。

いろはすのペットボトルをもてあそび欲しいのはいきものの体温


いやー―。泣ける歌。もてあそび最高じゃないですか。

もうちょっと「ほしい」が強調されるくらいでいいかも。

いろはすのペットボトルをもてあそびしんそこほしい いきもの 体温

くらいで細切れに出すとか、高度すぎていましなくてもいいけど、特殊なテクニックも使えます。
いかが?
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/14 20:47削除
あー、診断書の作成費用って、病院によってもけっこうちがうみたいでやりきれないですよね。病院ガチャって感じで。
病院は親より選べるだろうと思われそうですが、意外と選べないですよね。場合によっては命を預けることになるのに。

ところで、いろはすの歌の方も直したほうがいいでしょうか?
西巻真さん (9aq23p9m)2024/10/14 15:37削除
いやいや、実はこの状態でも免許はもてるし、基本的には何も言わなければ普通に更新できるんですけど、突然眠くなるとか、意識失うとかテンションのコントロールができないとか眠れないとか、そういう感じの異常だともう医師から言われたりします。医師の診断書が不可になっちゃうと自動的に手続きしても警察署の方で更新ができないので止まります僕もそこまでのレベルじゃないんですけど。でもこういうのわかってて黙ってて身分証代わりで使って何かあった時にやっぱり診断書がなかったってなると賠償は自分になってしまうし、正式に相談するとお医者さん3人ぐらいからもらわないといけないんですよ。病気が3つあるから。更新費用が1万5000円ぐらい上乗せされるのかなと思うともういいかと思って。マイナンバーカードに切り替えました。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/14 10:47削除
えっ、わたしもメンクリ通ってて手帳保持者なんですが、免許返せって言われちゃうんですかね?
顔写真がついていて、あるといろいろ便利なんですよね。

「突っ切っていくセルフレジ」は気に入っているので、上の句を釣り合うように考えました。

いきものの体温だけが欲しかったんだ 突っ切っていくセルフレジ

ただ、この歌で言いたい気持ちはこちらの方が近いと思います。

いろはすのペットボトルをもてあそび欲しいのはいきものの体温

ちょっと普通の神経じゃない感じ。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 09:14削除
出た、ペーパーゴールド。ぼくも長らくペーパーゴールドでしたが、とうとう免許を返納することになって、いまは無免許です。メンタル、睡眠障害、無呼吸、動脈硬化と、少なくとも2つの診療科からだめと言われたので、もう更新しても診断書がいるんですよ。3ヶ月くらい診断書をもらい続けるので、苦しいです。警察に免許を今年返しました。

えんどうさんどっちがほんとうは自分がいいたいと思います?
上の句と下の句って以外とニュアンスがぶれてませんか?

欲しかったのはいきものの体温だったから突っ切っていくセルフレジ

「から」は辞めたほうがいいかな。でも、セルフレジを突っ切っていくのはいいです。気持ちがちょっと見える。
ほんとうは欲しい欲しいという気持ちが、そういう下の句にさせるんですけど、逆に上の句の欲しいがとても普通に見えるんですよ。
もう「要らない!」くらい行っても「ほんとうはほしい」のが伝わってきます。強めのワイルドな寂しい歌。

いろはすのペットボトルをもてあそび欲しいのはいきものの体温

弄ぶと言うから、あまりにもさびしくて悪魔的になってしまった自分を感じますね。吸血、みたいな。吸温鬼というのがあれば良さそうだけど。もうなんでもいいみたいな。これは歌としては全然いいですけど、自分が悪魔的にみえることに自分が耐えられるかどうか。ですかね。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/14 07:59削除
わたしも運転免許は持っていて、IDになるので更新していますが、完全にペーパーです。
昔、家族に「頼むから運転しないでくれ。自分ならまだしも人を殺しかねない」と言われました。

いろはすとセルフレジで改作してみましたが、いかがでしょうか。

欲しかったのはいきものの体温だったから突っ切っていくセルフレジ

いろはすのペットボトルをもてあそび欲しいのはいきものの体温
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 22:57削除
あ。乗り越し仲間。こんなぼくでも29歳までは車の運転してたので怖いですね。東京にきてから、「なんか歩く人早くね」って思いました。

この歌、いろはすとってもいいんですよ。いろはすってちょっと味があるじゃないですか。ただ、どうだろうなあ。セルフレジでいろはすって、かなり「作った感」でません? 本来いきものがほしいのに「無人だった」とかまで見立て過ぎっていうか、ちょっと対照的すぎるので、製品名を入れるなら、セルフレジを抜いたりとか、すこーし対照的じゃなくて、非対称になるように作ると、こころのほうにみんな注目できるかなって感じ

言っている意味ちょっと難しいんですけど、1首1首がみんないつも全力なんで、歌にあわせて教えるしか無くて、これ上級者の技なのですがそのまんま伝授しますよ。

セルフレジ(無人)のいろはす(製品名)は、ちょっと現代感がですぎで、どっちか削った方が良い。
セルフレジ(無人)の水はそんなにわるくない
ペットボトル(無機物)のいろはす(製品名)でも悪くない

こんな印象ってわかります? あんまり道具を拾ってこないで、道具を一番良く見せるのが伝統流なので、ぜひ試してみてください。



あと上の句ですが、

欲しいのはいきものの体温だったのに

って以前ひっくり返したとき、もっと気持ちをだせるように変えられるかな。と思いました。ほんともっと気持ち出して欲しい感じ。
わかるけど、くどいぐらい出して欲しいんですよ。

たとえば

いきものの体温だけがほしかった

これだと(いま手にしてないさみしさ)でません?

いきものの体温だけを求めてる
(ちょっと希望感)

ニュアンスはどっちでしょうね。
それに応じて、この上の句も「気持ちの説明」じゃなくて、気持ちそのものにするといいと思います。

もう1案!

違う仕立てをがんばってみましょう!!
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/12 12:49削除
電車の乗り越しとか、乗ったら逆の方向だったとかしょちゅうです。歌人あるあるで、すごい方向音痴。
あと、年に1回くらい、買い物帰りに買ったものを電車に忘れて、終点の駅まで取りに行くことになるんですが、幸いにも盗まれたことはないです。

あー、入れ替えるんですね。なんで最初からこうしてみないんだろう。
ただ、この歌、「いきもの」を入れたいと思っていて、これではいかがでしょうか。

欲しいのはいきものの体温だったのにセルフレジでいろはすを買う

「南アルプスの~」とかではなくて、よくわからない名前がつけられている水。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 10:30削除
理解を深めるなんてちょっとおかしいよね。とりとめのない話でなんとなく「うかがう」くらいだとみんなホッとするんですよ。
岡井隆さんもおしゃべり好きだったらしいですから、歌人はおしゃべり好きがいいのだと思います。なんかあったら心配してくれるしね。相互扶助です。

記憶の捏造、まあぼくはさすがに線路にはハマったことはないんですが、別のこと考えていて、中野から中野へ行ったことがあります。東京へいくつもりが、気がついたら逆に出発してたの…。


で、この歌なんですが、「つきすぎ」ではないんですよね。正直。なんていうんだろう。これ表情がかわればすごい良いじゃないですか。
「つきすぎ」はベタすぎるものを持ってきて、読者の予想通りなんですけど、


たとえばこれ


セルフレジで水だけを買う 欲しかったのはいきものの体温


逆にすれば表情変わりません? つきすぎがあるとすると、セルフレジで買う水と「生き物の」体温じゃないですかね。
上下入れ替えです。


欲しかったものは体温だったのにまたセルフレジで水だけを買う

めっちゃ現代的じゃないです? いいよこの歌。発想も本来は良い、ポテンシャルがある歌なんです。こっから仕上げしましょう。

セルフレジって体温ないってわかるから、水でほんとにいいかどうか考えてみてくださいね。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/12 08:23削除
西巻さま

おしゃべりと雑談ってちがうのかなと思って調べてみたのですが、雑談だと「お互いの理解を深めるため」みたいな目的があって、おしゃべりは「とりとめのない話」みたいなことだったので、少し気が楽になりました。雑談ってあまり得意じゃないです。
電車の話で、そういえば電車とホームの間に落ちて、ズボッと嵌まったことがあったのを思い出しました。駅員さんと周りのお客さんが引っ張り上げてくれたのですが、書いているうちに、本当にあったことなのか自信がなくなってきました。記憶を捏造しているかも。記憶って、なかなか証明できなくてあやふやですよね。政治家がよく「記憶にございません」って言っていますが。

セルフレジの歌について、わたしも俳句でいうところの「つきすぎ」になってるかもと思っていました。
心情としてはそのままで、人肌恋しいみたいなことです。
最初は、今日一日誰ともしゃべらなかった、みたいな歌にしようとしていて、一日しゃべらないどころか、もう何年も他人に触れる、触れられるということがないと思いました。コロナ禍以降は特に、接触を避けていたというのもあり。でもコロナなんか関係なく、満員電車とか以外では、もうずっと他人の肌というか体温を感じることがない。動物を飼う自信もないし。最近はあったかくなるぬいぐるみがあるみたいですが、そんなのぜんぜんほしくないです。

セルフレジのシーンではなく、また別の道具をもってきた方がいいでしょうか。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 23:24削除
えんどうさんももしよろしければ前の方にもかきましたけど投稿する前にいろいろ「おしゃべり」してくださいね。何もなくともおしゃべりするのすごい大事で、ぼく正直みなさんの歌を見ながらおしゃべりするのに救われてたりします。なんか私語禁止とかも、そもそも欧米のルールなんですよね。戦前までガヤガヤガヤガヤしてたんですよ。日本は。だから携帯電話を禁止する意味とかもよくわからないし、「あ、日本変わったんだな」って思う瞬間です。

一時、電車乗るときおじぎするならいいんですけど、はじめて電車にのったおばあちゃんが電車がうごもくのだってそもそも認識がなくて、草履脱いで車両に乗っちゃって、あららららってなったんです。新橋から横浜までなんとか草履をとどけようということでなにか大変だったらしいです。

まあいいや。近代漫談でした。


セルフレジで水だけを買う 欲しかったのはいきものの体温


これすごいわかるけど、見立てがハマっちゃってるんですよ。
セルフレジで水だけ買うってすごい人工的なできごとじゃないですか。まさに無機質って感じ。人間の感じが一切しない。

でも、下の句はそれが欲しいわけじゃないですか。人間の手触りみいなのが。

だから、なんかこのセルフレジで水という行為が、下の句で答え合わせみたいに見えちゃう。
だからうまくいきすぎちゃったんですよ。


これ、作者の意図としてはどんな感じですかね。なんか不満なところとか自信のところあったら教えて下さい。

ぼくこれもういい歌になるな、って思いましたけど、えんどうさんの感じを教えて下さいね。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 16:56削除
はーい。スレッド立て大丈夫です! しまって大丈夫ですよ。素晴らしい出来栄え。

で続いての歌ですね。

こちらこれからわたし出かけるので、少々お待ちください。
返信17
福田六個さん (9ajehdr2)2024/10/11 12:40 (No.14255)削除
福田六個です。
今週もよろしくおねがいします!
提出歌は

秋の日はみじかいという書き出しのメールがスパムだっただなんて

です。原案は、

秋の日はみじかいという書き出しのメールで遊ぶ約束をした

でしたが、この書き出しの不思議さ(メールという媒体でこの書き出しなんだ、という驚き)みたいなものは、私が書いたのではなく相手から届いているほうがいいと思い、

秋の日はみじかいという書き出しのメールで誘われる栗拾い

となおしましたが、どうにも謎が消えているし、栗拾いという出来事の大きさに上の句が吸われているような気がしました。
そこで提出歌となりました。結句の印象は他の二つよりずっといいと思いましたが、歌全体で言うと、この三首の優劣は正直わからないです。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 21:21削除
完璧です! 作者がこれで提出します。という姿勢もふくめて、美しいです。
そっとピシリ決まってます!!

ちなみにこれ、ぼくの場合、添削ではないんですよ。ぼくの言う添削って、作者の意図を組まないで新仮名を旧仮名に直すとか。なんか結社の流儀に習うんですよ。そしてお互い会話なし。みたいな。

ぼくのいう添削って作者を眼の前にして「こころの模様を見せて」って言ってお互いの会話を見てすり合わせていくようなイメージです。
でも名前がないかな。昔はこっちが本義だったのかも。


まあおしゃべりレベルではいろんな水準がありますけど、いまネットって「選あそび」みたいになって、批評より選が大事、みたいな価値観になっちゃってるから、けなさないでになっているのが一つ。

あと作品の主体=作者という亡霊はテクストという織物ではなにも拭えなかったんです。実感のない言葉ですからね。作品、って。
むしろ器物、とか、芸のほうがわかりやすい。陶器とか工芸品とか。あなたのものじゃないですよっていう理解をするには。有名歌人や若手歌人の作品をけなしたら殺意の眼はいまでも帰ってきます。

さらに三段階目、きちんと歌に即して批評できる人が結社でも10%位で、ガチ勢が少ないのです。ガチ勢がパソコンに座る可能性が限られます。ガチ勢だからいいというわけではないけど、短歌って量より幅の文芸ですから、近代短歌もセレクトできて、口語オンリーもセレクトできるみたいな、ひとりの人が取り扱う種類のバリエーションが増えていくんです。それぞれについて精度の高い批評を求められるので、そこまでいくと、もはや近代短歌しか読んでない人のほうが、中途半端に50%しか読めない人より下手すると勝るんですよ。言葉の語感とかニュアンスは色々あるけど。

そこに加えて社会構造とか、民主的で意見の権利が大事みたいな中途半端なデモクラシーと、あんまりよくわかってないフェミニズムと社会としての男女平等があわさって、一つ遊ぶにも大混乱だと思います。大変ですよ…。この空気は。
福田さんの歌は全部読めてないけど、美学的で劇的なタイプだと思うから、リアルにこだわらなくてもいいかなと思います。
福田六個さん (9ajehdr2)2024/10/14 17:22削除
では改めて!

秋の日がみじかいという書き出しのスパムメールを消せないでいる

で提出いたします。
記事、読んでいただいてありがとうございます。
学生短歌会にいると、一つの歌に対する批判そのものがむずかしいというのを感じていて、
西巻さんのnoteで書かれていた基本的歌権の話はずっと自分が引っ掛かりつつ試行錯誤している点でした。
だめなものはだめと言いたいし、言えないとおかしい。という水準でおしゃべりがしたいなと。

添削、おもしろいです
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 23:11削除
はいはい大丈夫です。
福田さん今見ました。記事。ただいまです!
福田さんってつくばの。ぜひつくばの短歌会にこのだめだめnoteを宣伝してください…。

ていうかあれです。ふつうに論とかおしゃべりも全部対応出来ますので、なんでも玉投げてきてくださいね。「若い人の間ではこういうふうになってるけど」って。ぼく福田さんから最近の若い人の情報を収集しますね。

いい歌見てるなあ。。。と思いましたよ記事。前にも書きましたけど、欧米語はおしゃべりしなくてもルールが決まってるのでいいんですけど、日本は結構ファジーなんで、おしゃべりすごい大事なんですよ。こう思うけどどうとか、そういうの全部おもったこと書いてもらって結構です。そっからアイデアでてきますからね。

それでお歌なんですけど、

このうた勘どころがわかりました。


秋の日はみじかいという書き出しのメールがスパムだっただなんて


このうたってスパムって認識したって歌じゃないですか。言い換えると、「認識がスパムで終わってる」歌なんですよね。だから、ちょっと読者はそこを見ちゃうから、ああ「おもしろみ」狙ってるのかな、って思っちゃうんですよ。

でも、考えてみれば作為は「うつくしさ」じゃないですか。


そしたら認識を一個奥にすれば「抒情」が狙えるんじゃないっすかね。

秋の日はみじかいという書き出しのスパムメールが(を、で)~

ほら。きた感じしません?

あとはもう若手の俊秀の技量にお任せします。いいように料理してくださーい。
福田六個さん (9ajehdr2)2024/10/11 19:05削除
西巻さん  この場所で返信できてますか......?

「きれいなものをよみたいのではないか」「スパムは結果でてきたもの」。そのとおりです。
しかし、秋の日の短さという体感、自然的なきれいなものが、自分のなかでメールに結びついたときに、
ピンとくるものがあったというか。メールっていうヴァーチャルで透明っぽい場所に飛んで行ったっきり戻ってこないところに、
説明できない面白さを感じたのかもしれません。

遊ぶ約束をした

だと自然的なものに戻ってこない、語が一首に加えるイメージが透明な感じがするので、栗拾いよりはいいかなあ、と思いました。
スパムはちょっと奇異な感じがするでしょうか?

秋の日はみじかいという書き出しのメールがいつの間にか消えている

これだと自分のメールの下書きか届いたメールなのか分からないか、、、
しかしともかく、ニュートラルに書くとするとこんな感じになりますかね
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 12:59削除
いっやいやいや福田さんお上手ですよ。ぼくも前の週はいきなり直すところない秀歌だったので「あ、ぼくいらない」と思っちゃいました。

この3首の優劣はもう完全に福田さんのこころのなかにありますので、ちょっと福田さんの意を汲んでいきます。


秋の日はみじかいという書き出しのメールで誘われる栗拾い

この歌は、「秋の日はみじかい」と誰かからメールが送られてきて、下の句が栗拾いで誘われたという歌ですよね。
読者は「秋の日」というメールがきたら、なんか「秋っぽいもの」を想像するかなと思います。

そこで栗ひろいと。なんとなく着地が「謎が消えている」とおっしゃいますが、まあ読者からみると「予想を裏切らない」というか、栗拾いがきたなというのは自然だと思います。


秋の日はみじかいという書き出しのメールで遊ぶ約束をした

これも、遊ぶ約束って秋の日とはかんけいないんですが、まあ順接でつながる言葉なんで、そんなに謎というか、読者に与える不安感はないかな。意外性とかそういうのを見ると、

秋の日はみじかいという書き出しのメールで誘う海水浴へ

とか

秋の陽はみじかいという書き出しのメールで遊ぶ山菜採りに

って季節ずらしてやると、結構意外な感じは出ますよね。

あと最後、

秋の日はみじかいという書き出しのメールがスパムだっただなんて

たしかにこれがマシというか読者をおっと裏切らせるんですが、この裏切りが作者がほんとうに欲しいものかというのは福田さんの意図にかかっています。

一応眼目というか、どんなものにこころをたくしたいのかがいまいちわからないくて…。一番残したい描写ってなんだろうと思いました。
スパムって結果出てきたものじゃないですか。もしかするときれいな感じをいいたいのじゃないかなとも思いました。ちょっとメインの道具を教えて下さい。お願いします。
返信5
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/12 01:00 (No.14341)削除
こんばんは🌃

深夜に失礼いたします。やはり、ど下手なりに実作重視と言うことで、真面目に行きたいです。
折角ね、西巻さんがいらっしゃるのに勿体ないです。

行きます!

継母の如きママンを赦すとき冬の薔薇へと生まれなおす



*酷い出来なんですが、どこをどうなおせばいいかよくわかりません💦
ここは言葉の砂場(の筈)なので、不格好な山から行きたいです✨

なにとぞよろしくお願いいたします🙏
返信
西巻真さん (9aq23p9m)2024/10/14 15:53削除
朝顔さんどうもです。とりあえず文法は仕上げる部分なので、最後のニュアンスのところなので、今考えないで大丈夫。

自分の感情をどういう語順で見せたら一番効果的かというのをとにかくつかむしかないです。この歌の場合、絶対一番最後にゆるさじです。この歌を作ってる間でもそんな許さじなんて言っていいか、自分で揺れてます。だからゆるさじっていう一番効果的なところを前に置いたりしてるんじゃないですか?

これはすごいどーんと感情を炸裂させる歌なんですよ。でもすごい大事なことです。この歌はもう作者すら本当に解き放っていいのかどうか悩んだ上に覚悟したっていうのがわかるから、もうはっきり突き放した方がいいですよ。

例えばこんな感じ。

シンデレラの継母の如き母親を許さじ許すわれも許さじ

こうするともう絶対何も許さないじゃないですか。退路を立ってる感じがするし、自分の感情も本当はそんなに強くないんだけど、でも必死でせき止めてる感じがするんですよ。そういう風なことが歌えるのが短歌なので、まずはそういう複雑な感情の時と言うのは書き写さなくてもいいですけど、言葉に出すタイミングとか、10分ぐらいでハッと息を吐くように言ってみてください。

あんまり頭の中で転がしてもいいことないですので、とにかく大きな声で言う感じで息を吐いてみるのがコツ。結構勢い大事です。自分から負の感情が出てきて、もしかしたら現実は違うようになるかもしれないし、少なくともその感情を見て僕たちはすごいと思います。頭に貯めるよりも体で言いましょう。いいこと絶対ありますから。それを人に見せたら、絶対誰かが分かるって言ってくれますよ。

それで明日は救われることもあります。まずは一声踏み出すことです。
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/14 10:45削除
西巻さま

ちょっと長文になりますが質問しますね、、、
やっぱり、自分こう頭で考える部分がとても大きいです。なので、「人が人を許すとか許さないとかじゃなくて、その行為を許さないが正解じゃないかな?」とか、つい考えて

シンデレラの継母のごとき母親のふるにくしみに袖を濡らさじ

との先ほどの候補になりました。
でも、現実には母をゆるそうゆるそうと頑張ってた頃は自分自身が苦しくって、萎縮していじけていた。
「ゆるさじ」と決めたらば、気持ちが花びらの緩んだ薔薇のように、ぱあっと開けて好きな人もできたんで、やっぱりこちらの方がいい。
理屈じゃなくて、現在の自分の気持ちを載せていったほうがよいですね。

下手ですがいくつか候補を出します。


シンデレラの継母のごとき母親の積もる苛めを我はゆるさじ
薔薇開く我はゆるさじ母親の積もる苛めの苦しみをやを
薔薇開く我はゆるさじ母親をグリム童話の魔女のごとくの
冬薔薇の凍れるごとき母親の積もる苛めをけしてゆるさじ
冬薔薇の凍れるごとき母親の辛き仕打ちをけしてゆるさじ




*全体に文法にかなり不安があります……。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 09:19削除
朝顔さま

やっぱりいいたい気持ちはどまんなかストレートがいいですよ。「ゆるさじ」が結句のほうが。ただ四句目においちゃうと

シンデレラの継母のごとき母親をゆるさじ

になっちゃって字足らずになりますから、結句まで引っ張ってくるか。もうちょと上のどんな母親かを足すかですよね。
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/14 03:01削除
西巻さま

ありがとうございます🙏
とても嬉しいです。

「冬の恒星」は確かにちょっと気になっていました。
よみなおします。

シンデレラの継母のごとき母親のふるにくしみに袖はぬらさじ



*ちょっと元歌(「ふるあめりかに袖はぬらさじ」ですね、もちろん)から引っ張りすぎでしょうか?
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 23:46削除
良いです良いです。赦さじでも許さじでも。ゆるさじでもゆるすまじでも。カッコいいじゃないですか。心って複雑だから、必ずしも「親許せ」なんて誰もいいませんて。だから許さない歌があっても全然いいよ! カッコいい。そこに気づいた朝顔さんの魂がすごく輝いて見えます。

実は私も団塊世代を許さないみたいな歌を作って。おまえらは全員「特養でアメリカひじき食ってろ!」

って歌が今度未来に掲載されるんですよ。そうわたしたちはお前らを許さない。と思いました!

クールですね。

象徴的じゃないほうがいいので冬の恒星がちょっと一考かもなあ。。。
ゆるさじって感じをあんまり別のものに見立てるわけには行かないじゃないですか。


実は最近ゆるさじの名歌があって。
産めば歌も変わるよと言いしひとびとをわれはゆるさず陶器のごとく(大森静佳)

っていう歌です。これもまあわかるよね。結構個人的な問題だとぼくは思うけど、それを勝手に年上たちが産めばいいよなんて訳も知らずに行ってくる。それに対して怒りを表明した歌です。

このうたは陶器のごとくであんまりはっきり言わないようにして、ちょっと視点をぼかしてゆるさずが残るようにしてるんだよね。


結句で「ゆるさじ」っていれてればいいかもしれないです。
仕上げだけ気をつけて完成させてください!
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/13 09:46削除
おそようございます。

一晩この歌寝かせて、ちょっと自分の中で大事な区切りがついたように思います。
結論から言っちゃうと、この歌は「ゆるさじ」でいい。
そのように結しないと、自分の気持ちにも反しますし、そもそも全体として不自然である。と感じます。

**********
昨日かな、カウンセリングから帰宅する途中に、新聞の自動販売機でノーベル平和賞の決定を知ったのですが、
この歌の眼目は、「自分の存在自体を抹殺しようとした人間を赦せるか?」という事柄に行き着きます。
で。
もちろん、それができればそれはそれでとてつもなく美しいです。ただそれ、私としては大きく嘘を孕んでいる気がします。
というか、それはどこか戦後日本を覆っている霧のようなものにも思えるんですね……。

まぁそういう大風呂敷を広げずとも、歌は「いまここ」の自分の気持ちを声に載せて行くものだと考えると、
この歌は、最初の構成が甘かったと感じます。
覚悟がないところで詠んでいた。

なので、以下に大きく推敲し直します。

シンデレラの継母のごとき母おやを我はゆるさじ冬の恒星
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/13 00:37削除
もう夜更けですね。明日のお返事を待ちながら、少し長文でだべります。

私、母のこと実はまだ赦せてないんですよ😓

日本生まれのアメリカ人の司祭さんに、漢字の使い方の正確なところを教わったのですが、
許す→その人のやった事を許可する
赦す→その人のやったことを水に流す
という違いがあるらしいです。ところが、自分この後者もまだできてない。なので、どういう心境かもいまだに不明です(おい)

もし、母を赦すことができるとしたら、それは自分も死んでお星さまになるときかな、って時折思います。
なので、西巻さんのお星さまの添削歌は実は私の気持ちをとっても正確に捉えているんです……。

ただまぁしかし、そこまでハッキリ詠んでしまうとちょっと空しい気持ちがあり、
あえて祈るような感じで、心境をごまかしている部分がありますね……。

ただ、最後のたんぽぽの歌はこれはごまかしてないです💧
大輪の薔薇のようだった母親にはなれないけど、私は道端のたんぽぽで構わないんで(半分開き直り、)
母の邪悪だった部分は堪忍しますという歌です、これ。

あっ、だから以下が的確なとこかもわからないですね。


シンデレラの継母のごとき母親を恕す私は舗道のたんぽぽ
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 23:50削除
ありがとうございます!
戻りました。

星なんだ。全部と思って…。
なんか星に明確な願いとかあるのかなと思いました。

赦したあとってどんな感じの心情になるのかをちょっとすこし気持ち教えてくださーい。。。

赦すって結構いい言葉なのです。なにかを手放すとかリリースするわけじゃないですか。必ずしもその想念が星になるわけじゃないと思うのです。
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/12 11:40削除
西巻さま

お忙しいところをありがとうございます🙇

私も大蛇の歌の方が出来が良い、と思います。ただこれ、かなり以前に書いた自由詩の焼き直しのとこがあって……。
「赦して転生する」バージョンも作りたいのですが、織姫は確かに道具として意味合いがあいまいです。

いろいろと、道具を探してみましたがどれもイマイチです。


シンデレラの継母のごとき母親を赦し私はシリウスになる
シンデレラの継母のごとき母親を赦しベガへと生まれ変わる
シンデレラの継母のごとき母親を赦して我は明星となる
シンデレラの継母のごとき母親を赦しオリオンへ転生す

……。

シンデレラの継母のごとき母親を赦す私は舗道のたんぽぽ


お帰りをお待ちしております🙏どうかお急ぎになって転んだりしませんように💫
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 10:22削除
圧倒的に大蛇がいいです。のむこむ様子が「ヴィジュアル」で伝わります。織姫っていろんな文脈があるから、「どうなりたいんだろう」というのが人によってぶれるんですよ。これで仕上げでいいけど、赦すよりのみこんで強くなる方がいいたいです? 

ちょっと今日返信できないかも。
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/12 04:09削除
西巻さま

ちょっと眠たいのですがありがたいご指摘です。
薔薇を短歌に入れ込むのはちょっと難しいですね💦。うーん。
ただ、敢えて言うならばお星様を持ってくると、母を赦すと自分がこの世からいなくなっちゃう。
死んじゃうようにも取れますよね……。ここ、むつかしいです。

いっそ、星とか薔薇とか言ったベタな語を抜くとかえっていいのかなぁと感じました。



シンデレラの継母のごとき母親を赦してわたし織姫になる
シンデレラの継母のごとき母親を呑み込んで私大蛇になるの
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 02:59削除
ああああ。シンデレラあるとないとでは見え方が全然違いますよね。

それで、

>シンデレラの継母の如き母おやを赦すとき冬の星座に生まれなおす

これ、たぶん最初書いた形(ものすごい字余り)を一生懸命整理整頓したんで、より一層わかりづらくなっていると思います。

多分、かなり冷静じゃなかったんじゃないかな。楽しかったか、それとも夢中だったか。なんかとにかく57577に入れるのにとにかく夢中だった作者の姿が浮かびます。冷静に考えれば、「シンデレラの」っていうのが抜けるはずがないんですよ。これないと読者に意味が伝わらないって、冷静な作者ならわかるとおもんですよ。

そのくらい一生懸命に短歌に集中してくれたんですね。嬉しいです(涙)

でもまあ落ち着いて、一度、マーカーかなんかでこれないとダメな言葉、なくても良い言葉を分けるとか、ちょっと作業っぽくしてみてもいいと思います。

たまにいるのよ。国語ができない子のなかにこういう子。実は変な回答を書くつもりはないんだけど、一生懸命だから逆に他の生徒に笑われて自信をなくすとか。夢中で思わず「変な回答になっちゃう」とか。で、国語嫌いになりました。って。ぼくはなんとか見抜いて、必死で真面目に褒めまくってました。

ほんとはすごい国語好きなんですよ。一生懸命なのに、まわりがわかってくれないから。国語って「観察する」教科なので、観察眼のない教師に当たると、わけわかんなくなっちゃうんだよね。

シンデレラの継母のごとき(如き)母親を

おやとかごときの開き方の癖とか別にしても、きれいに575になってない?
とってもいいですよ。このまま575はできてたんですよ。

あと、「赦す」っていう感情。

>赦す→自分が転生する、が主題

>薔薇に生まれ変わる、というのは母親の女としての生き方を、受け入れる。呑み込むというニュアンス


一言でいうと、たとえば西洋の象徴詩みたいに薔薇はなにかの象徴とか、星が転生の象徴みたいに、そういう象徴読みをしてもらおうというのはほぼ不可能ですよ。短歌で。なぜなら西洋の詩でそもそもないし、日本には花鳥風月といって、雀と言えば竹とか、鶯といえば梅みたいな「見立ての取り合わせ」の伝統があるから、そっちの回路が優先になっちゃうんですよ。

ほんと、人によってとり方が違うので、もし何か「象徴系のこと」をやろうとするなら、「フレーズごと」持ってこないとわからないです。

だから、この悩みよりもシンデレラのほうを入れることを考えたほうが良かったと思います。

2案だします。

シンデレラの継母のごとき母親を赦して星に生まれ変わるの

シンデレラの継母のごとき母親を飲み込んで私星になれるの

かな。星が薔薇でもいいけど、星だとちょっと死をイメージしたりとか、不吉じゃない?

そのあたりを理解されて、これ「仕立て」だからなにをいいたかったか、この批評についてでも、なんでも感想を教えて下さい。
朝顔さん (9aivrzpa)2024/10/12 01:56削除
西巻さんへ

成る程です。
感謝です🙏

これ、たぶん最初書いた形(ものすごい字余り)を一生懸命整理整頓したんで、より一層わかりづらくなっていると思います。

シンデレラの継母の如き母おやを赦すとき冬の星座に生まれなおす


これが初稿です。
こちらは、赦す→自分が転生する、が主題になっていますが、冬の星座を薔薇に置き換えた時点で、若干話がねじれているというか、事が変容していると思います。
薔薇に生まれ変わる、というのは母親の女としての生き方を、受け入れる。呑み込むというニュアンスがありますよね。
なので、

シンデレラの継母のごとき母おやを呑み込み薔薇へ生まれ変わる
シンデレラの継母のごとき母おやを呑み込み王女へ生まれ変わる


こっちの方が今の自分の気持ちに正確なんだと思います。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 01:37削除
はいどうもですいらっしゃい。

ママンといえばフランス語だし、ママンの秀歌たくさんあるんですよ。

ママンあれはぼくの鳥だねママンママンぼくの落とした砂じゃないよね(東直子)

とか。あれあと何だっけ。もう一つ。

この歌は、まず継母のごときママンって、ままははって日本のことばじゃないですか。それにフランス語のママンがたしてあってまずトーンがわからないです…。あと継母ってどんな人だったのか、以外と継母で育って家が円満みたいなうちもあるじゃないですか。なんかちょっと前かがみっていうか、思い込みで書いちゃってる気がするんですよ。どんな「継母のようなママン」なら赦す前に憎む感情になるんだろうと思って。

歌がすごく劇的な感じがするんですよね。薔薇はそうびで、これが道具なんだと思うんですけど、たぶん朝顔さんのなかの気持ちって、あんまりはっきり自分でも整ってないんじゃないかなあ…。この場では1首1首書いていく感じなんですけど、どっかのメモに10首くらいお母さんの歌を作っておくと表情がでるかも。結構揺れていて、まだ自分でも捉えきれていないんだと思うんですよ。

だからまず、どういうスタンスで自分の気持ちと向き合うか。それにはとどういう道具がふさわしいのかのちょっと事前に整理してみてください。そのあとで道具探ししましょう。
返信14
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/9 21:59 (No.14079)削除
西巻さん
こんばんは

まず、短歌の形式にしない、散文を書いてみました。
よろしくお願いします。

あんなやつのあんな写真に本気で怒る(動揺する、こころ乱れる)自分で自分にうんざりする
返信
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/14 10:15削除
西巻さん
ありがとうございます。

まず、自分で考えてみます。
とりあえず、それは別のスレッドへ移しますので、よろしくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 23:49削除
うぃうぃ。今回はちょっとご自身でもやってみましょっか。

明日一日いるんですが、終わらなかったら申し訳ないです。


陰謀論にとらわれたかつての友人のタイムラインを野次馬根性で覗き見する自分のいやらしさは、彼と同じではないか?

これ、気持ちどこだろう。必要な部分と必要じゃない部分があるんですよ。一度整理して、気持ちの部分。重要な道具の部分。要らない部分をわけて説明してみてくださいませんか?

そうするとなんかいい感じがでるかもです!! あまりにも歌が長いので、定型にいれるでもいれないでも(はいったほうがいいですよほんとは)刈り込む必要があります。
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/12 22:25削除
西巻さん
こんばんは

もうひとつ散文を書いてみました。
明日とあさってでどこまで進められるかわかりませんが、よろしくお願いします。

陰謀論にとらわれたかつての友人のタイムラインを野次馬根性で覗き見する自分のいやらしさは、彼と同じではないか?
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 10:19削除
ありがとうございます。月曜日やり取り完了までまだ時間ありますが、本日でかけるので14日しか残りがありません。
一首ならできるかな? よろしくお願いいたします。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/12 07:12削除
返答が遅くなりました。
すみません。

すごくよいので、しまってください。

教えていただいたように、塊でとらえて文章を意識しながら気持ちを解き放つ感じでやってみます。
こちらでやりとりしていると、型へはめ込もうとして、なんだかありきたりの言葉になって、最初の気持ちが消えてる流れがみえてきたように感じます。

型とこころの境目を意識する。

お言葉をしっかり踏まえて考えます。
これからもよろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 23:46削除
以外とまつしろさん、怒りとか自嘲とかそういう感情ってなかなか57577に入らないじゃないですか。

だから、思いっきり自由に、破調で、57577を音でとらえず、塊で捉えて、なんとなく5なんとなく7ってやってくと、以外とこころが入るかもしれないです。あと文章であることを忘れずに、もうこころの声が漏れ出す感じで歌うのが最高です。ただ、歌うときはもう心を解放していいですけど、人の作品は謙虚に57577を意識して読んでください。だんだん型の良さがわかって、そのうち型に入るようになってきますから、5年とか続いていたら、そのうち57577も作れます。だから、あんまり型にハマろうと意識しなくていいです。むしろ型と自分のこころの境目を意識して見てくださいね。

いかがでしょう。こんな感じで、この歌しまっちゃって大丈夫ですか?
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/10 23:26削除
あぁ、すごい!
ありがとうございます。
ものすごくよくしていただいて、ほんとうにありがとうございます。
表情のwwwはとても効いていて、自分の華奢な心を自分で呆れる自嘲にピッタリです。
重ねてですが、ありがとうございます。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:44削除
あっ、

Amazon要らないか。

心が見えればいいから


あんなやつの写真集がおすすめに出た途端 怒りで壊れる俺の華奢な心www


これいいじゃないですか!!
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:32削除
Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心が嫌い

これめちゃくちゃいいんですよ。ただ、短歌って575+77の韻文なんですけど、ぼくらが考える「無意識」ににているかな。無意識に各文章って、どうしても意識的に書いた言い方っておかしくなっちゃいます。まずは、「意識的に」を取り払ってみましょう。

Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心「が嫌い」

嫌いは意識の表現なんで抜きます。


Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心

あれ、あと抜くとこないや。

これ型破りですけどこのままでいいんじゃないかな。

表情をつけるとすれば、



Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心www


記号あるじゃないですか。www。こんな感じ。これを自嘲をあらわす記号にしちゃいますか。

仕上げは「に」が要らないかな。

あと、


Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端 怒りで壊れる華奢な俺の心www

切り替えはあったほうがいいので、空白はいかがですか。

「俺の華奢な心」とどっちがいいかな。

とか。

これでも破調で型破りですけど、短歌になります!!


もっと短歌っぽくしたければ整理しますけど、いかがでしょう?
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 19:16削除
はーい。いいですね。ちょっとまってて。これから短歌イベントなので、また書きますねー。一応チェックしたというコメだけ。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/10 15:45削除
ありがとうございます。

文章にしてみました。

Amazonがあんなやつの写真集をおすすめした途端に怒りで壊れる華奢な俺の心が嫌い

ひとまず、気持ちが動いた順に書いています。
よろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 13:00削除
最高です!
リコメンドされるとかAmazonにおすすめされる、っていいますよね。それをみてかっとなるけど、それを抑えるみたいな感情、メッチャクチャあるので、他は全部眼目(見立て)というより眼目を引き立たせるための小道具なんだと思うんです。だからAmazonのおすすめにのる、とかAmazonでおすすめされる、といった辺りで、自分がどうかんじるかをしっかり57577に乗せる作業をしてみましょう。

ここから57577の形式に仕立ててきます!
【仕立て】の段階です。

まずは、575+77よりも、なんとなくちょっと多めの文章でどのくらいまで自分の言いたいことが言えるかを考えてみてください。
めっちゃ感情にあふれたいい短歌になると思います!
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/10 12:55削除
ありがとうございます。
憤りを感じた瞬間を思い出し、以下の眼目を考えました。

スマホ
液晶画面そのもの
電子書籍写真集
自分の指先
マウス
ソーシャルやAmazonのおすすめ
アイコンやサムネイル

以上7つです。

自分が最も不快で動揺するのは、スマホやパソコンでネット閲覧中に、不快な記事や写真、写真集が「オススメ」表示される瞬間で、指先に変な力が入ったり、マウスを無駄に動かしたり、落ち着きがなくなって、液晶画面が憎らしくなったりします。
もちろん表示されるアイコンや電子写真集、そのサムネイルなども、さっさと消してしまいたくなります。
自分のそんな有り様を思い出しながら選びました。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 08:19削除
素晴らしいです。まさに、ぼくもいま「部外者が短歌なんて言っちゃってそれがバズってる状況」だと感じたりするんですが、同時に思わず「あいつらバズってるけど俺バズらないしな」みたいな複雑な感じをだいたりしています。絶対それ歌になるんですよ。ぜひ頑張りましょう。


ストリートフォトという写真の世界がこれまで蓄積してきたあれこれに対する敬意を全く欠いているばかりか、それを「ジャンルの旧弊に染まらず、部外者の目線で表現する俺ってカッコいい」とイキっている、しかもそれを不出来な作品の正当化に使っている

これまず一つ「やつら」に対する自分の見解ですよね。

いっちょカミで適当な出放題をほざく阿呆に自分の好きな世界を壊されたという感情、憤り

適当なやつらに自分の好きな世界を壊された、という自分の怒り、ですよね。

同時にそこまで箸にも棒にもかからない輩に腹を立てている自分も、我ながらどうかと思うところがあり、ちょっとばっかりAmazonで自費出版したデジタル写真集が売れてるとポストしてたり、その写真集広告が表示されてしまったとか、不快な出来事があっても、忘れて自分の好きな写真を撮ったり、創作の糧にする方が良いと思うのです。

でこれは難しいけど、そう思ってるけど、そんな自分に対する含羞とか、恥じらいですよね。


特に道具にしやすいのは、どんなシチュエーションでその憤りをかんじるか。だと思うんですよ。
ふっと憤りをかんじた瞬間を思い出してそこにあった「モノ」を書いてみてください。

たとえばAmazonで写真集を見たときに、掴んでたになった「マウス」とか。
写真集そのものとか。

ちょっとまず道具探しに集中して、心を込めたい道具を自由に書いてみてください。

いままさにまつしろさんがそこにいる、というのを想像して思い出してください。

眼目最低でも5つくらい教えて下さいね。

よろしくお願い致します!
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/9 23:58削除
ありがとうございます。
そうです、他人の作品や、作品と言いたくなくなるような写真をうっかり目にしたときの感情です。
自分でもごちゃごちゃした感情なので、持て余し気味なのですけど、この機会に挑戦しようと思いました。

紹介いただいた歌はすごいですね。
しかし、心底から共感します。
たしかに、素晴らしい歌です。

まず、きっかけとなった写真について、だめだと思ったのはストリートフォトという写真の世界がこれまで蓄積してきたあれこれに対する敬意を全く欠いているばかりか、それを「ジャンルの旧弊に染まらず、部外者の目線で表現する俺ってカッコいい」とイキっている、しかもそれを不出来な作品の正当化に使っているところです。
なので、きっかけとなった作品の巧拙というより、いっちょカミで適当な出放題をほざく阿呆に自分の好きな世界を壊されたという感情、憤りが根底にあります。
しかし、同時にそこまで箸にも棒にもかからない輩に腹を立てている自分も、我ながらどうかと思うところがあり、ちょっとばっかりAmazonで自費出版したデジタル写真集が売れてるとポストしてたり、その写真集広告が表示されてしまったとか、不快な出来事があっても、忘れて自分の好きな写真を撮ったり、創作の糧にする方が良いと思うのです。

とまぁ、文章にしたらこの長さです。
しかし、こうして書くことで整理できそうですし、ここから道具を見つけようと思います。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 22:43削除
おおお、めっちゃわかるこの気持ち。あんなやつってことは、ひとの写真集とか写真展の写真ってことですか?

ひとの写真に本気で怒って、動揺して、こころ乱れて、そんな自分にうんざりした
みたいなことですよね。これを韻文というか、ととのった文章にするのは、なかなか大変ですね。

                
短歌にもあるんです。すごい歌が。

わたくしのハイパー名歌がけなされてあなたの駄歌がほめられて、夏(藪内亮輔)

自分の歌はけなされてんのに、人の歌が褒められてるみたいな感じ。


で、この文章を歌にする場合、結構難しいのは、「あんなやつの写真」をみて「ダメだ」って思ってるのか。
あんなやつの写真が評価されてるのをみて怒ってるのかだと思うんです。

あとは、自分で自分にうんざりしたのはなぜか、かな。

これ芸術家ならわかる感覚じゃないですか。まず感性の部分で書きたいのを意識してから、道具を探しましょう。

ぜひこのお気持ちをもう少し聞かせてください。よろしくお願い致します。
返信16
さん (9aioy5g3)2024/10/11 21:28 (No.14315)削除
前回のスレが16になりそうだったので新スレにしました。

丸まって眠る胎児に見えてくる耳の形を自分では見えない

耳に関する感情から考えていたら、全然、違う感じになってしまいました。

もし、大丈夫であれば宜しくお願いします。
返信
さん (9aioy5g3)2024/10/14 09:36削除
はぁい♪
ゆきんこゆるゆる頑張ります〜
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 09:04削除
竹さんはゆっくりしてくださいね――。でもたまに「リラックスしていい気分になったら眼の前のもので57577、なんて」やっていただいていいですよ。自分に酔うとか楽しい夢を見るっていうのも、ほんとうは良い短歌の材料ですから。恥ずかしがらずに。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 09:00削除
良かったあ。これで10首だして下手なのはともかく、感情がのってなかったらほんと雑誌の原稿なんてかけないですから…。短歌をやってない方からも、専門的に短歌をやっている方からも「気持ちはわかった!」と言われたいです。
さん (9aioy5g3)2024/10/14 08:36削除
お忙しい中、返信頂き、ありがとうございます。

何だか、焦りすぎていたようです。他のスレの、散文と韻文についてのコメントが、すごくすごくすごくわかりやすいと思いました(腑に落ちたかは別の話なのですが、、)
説明的というのを、どう修正していけばよいのか、何が説明的なのか全くわからなかったです。

息の連作、息が詰まりそうになったり、息を肺から吐き出したくなったり、思いっきり吸いたくなったり、そしてぐっと止まりそうなくらいステキで、息に色がついて見えるような気がしました(ぁあ、、感想も勉強って大事だと切実に感じます)

西巻さん、お忙しい中、返信頂いて本当に感謝です。
今週は、地下鉄の歌が最後までいけて、皆さんのスレをたくさん読む、少しばかりのこころの余裕も生まれて嬉しいです。
次週、また宜しくお願いします🙇
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 22:44削除
すいません。なかなか自分の書き物と、歌会や勉強会のたぐいが入ってきて掲示板とのバランスがとれず。ほんのり秋の風情です。お仕事お疲れさまです。歌会はですね…。最近民主的な歌会が多くて大変なんですよ。貶すなとか私の意見も聞けとか…。ほんと過渡期です。

仕事が終わったり、友人と話したあとの開放感ってもうご飯3杯食べられますよね。お疲れ様でーす。

別に修行ではないので、特に日々気をつけることってないんですよ。ただ、書くときになるべく「いまの感情を大事にすること」ですかね。
たとえば、連作なんて出しますけど、昔の歌人はおもったことをそのまま短歌に書いていたので、たとえば熱海旅行で10首とか、そういう内容が多かったんでですよ。現代の人は、耳とかテーマで作ることもありますけど、特に気持ちがのらなければ耳に拘る必要はなくて、スキップしたりとかそういうところを全く別のお題でかいても大丈夫です。

ぼくもたとえば「息」で10首できたときあるんですけど、一気に集中してその日のうちくらいで全部作っちゃって、あとは3日かけて直す感じかな。ほんとに気持ちを載せたいときは、同じ耳でもちょっと時間経ってしまったら「作れないので、別のタイトルにしていいですか」と聞いてもらってもいいし、コーチの言う事なんて聞かないのが大事です。

道具があってそこにこころをこめるのではなく、いまの気持ちがあってそこにあわせた道具を見つける感じです。だからちょっと耳で乗らないのであれば、別の道具で見つけてみてくださいね。最終目的は歌を作ることなんで、「題」なんてどうでもいいです。


例えば前回竹さんが

子の耳に私の耳が重なって地下鉄の窓にほのかに映る

これ最高傑作くらいいい歌なんですよ。やさしさもでてるし。だけど同じような歌を10首つくるのはちょっと難しいかも。胎児の耳っていまみた道具じゃなくて、なんかアイデアっぽい道具じゃないですか。ふつうの人は見えないか、写真で見てるみたいなものだし。生命の不思議を言えそうな道具ですよね。なんかそれに気持ちが引っ張られてる気がします。

これはちょっと没でいいかも。道具から先に拾った感じがするから。別案でいきましょう。

最後、ぼくが息で連作書くとこうなるっていうのをまざまざとぜひ。


             息(2021年)

息とめて見るゆるやかなゆうぐれの終わりはいつも夜のはじまり

ひっそりと息吸ってゆくしあわせに気付いてとおい夏野を思う

わたしにはまだ息がある 何もかもなくして夜に立ち尽くしても

本を読むたびにわたしの息を知る世界をまざまざと知ることは

あなたから息を受け継ぎだれかへと渡すしずかな波が来ている 

いまひとは息ができない不自由に怯えています 夜の噴水

ぼくはまだ息ができるか息苦しい どんな夜でも町は荒野だ

だんだん息ができなくなってゆく人が増えてゆくそう日々は朝露

結界のなかで餌を待つ蜘蛛のようにぼくはしずかな自宅待機者

いつかぼくも息絶える日が来るだろう植物がある錆びたベランダ
さん (9aioy5g3)2024/10/12 19:31削除
わーい、ありがとうございます。歌会はどうでしたか?

私は今日は友人とくっちゃべってきました。
帰り道ほんのりスキップしてたかもです。よい夜でした。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 10:32削除
あ、いやいや歌に関するスレなんでこれでいいです。ここで共作していきましょう。
で申し訳ないこれから歌会なので、お返事が今日夜か明日になるんです。みなさんの短歌力の向上におしゃべりもろとも貢献します!
さん (9an2t3d5)2024/10/12 05:09削除
累々と続いていく耳を考えているうちに、どんどん自分が思う感じとは離れてよくわからなくなってしまいました。 

耳の形をじっと見ていると胎児が丸まって眠ってるみたいに見えてくる。こんな風にお腹にいたのかなぁ。もし寝る形ならこれって代々受け継がれていってるのかなぁ。耳って自分では直には見えんのだけど、どうなんだろう。

この書き留めた気持ちから「丸まって眠る胎児に見えてくる耳の形を自分では見えない」を作ったのですが、全くこれは違うものになっていて、前回の続きじゃなくなってます。

自分の感情をうまく見定めるのがとても難しいです。
すぐにアイテムを出そうとしてしまいます。
アイテムが出ると、まずそこに感情っぽいものを付け足そうとするのだけど、自分には血肉通ってないのか?と思うくらいに浮かんできません。
何か日々の気をつけることとか、あるのでしょうか?
違うものになってしまったし、本当に聞きたいことは上記です。
質問だけをここでしていいのかと思っていたら、おしゃべりスレができたのですね!
新しくできたおしゃべりスレに移動したほうがいいですか?
そしたらこのスレも投稿も削除してください。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 23:28削除
はーい。あれ。これ何直してこうなったのかな?
竹さんちょっとごめんそれだけ教えて下さい。発想の元がみえなくてあれれって成ってます。すいません。

元がこうで、これをこうなおしたみたいな竹さんの思考のあとが辿れると助かります。
返信9
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/9 18:11 (No.14057)削除
読者を置いて行ってるのですね、たしかに…

「しまい忘れた」というのは、もう秋なのに風鈴をしまい忘れたという意味と涼しくなった夜にリンと聞こえてきたので、改めてあー、もう秋だ。風鈴もしまい忘れているし、自分の気持ちも季節の移り変わりについていけてないなーという気持ちなのです。

主語の捻れでしょうか。

それとも「澄みわたり」の音が連れていくのは夏の何なのか?

が、わかりにくいのかなぁと思います。

すみません。
こういう所が客観的にわからないところなんです。

ただ、がつんと伝わって来ないことはわかります😭
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/14 01:40削除
李宇さんおばんです。実はまだ原稿書きでした。でも李宇さんのもやもやがぱっと分かるようになるまで、説明するほうが大事な仕事だと思いました。短歌雑誌になんて書いても儲からないしね。

歌はこれが断然素晴らしいです。


母の字は達筆すぎて読めないが柔らかな「はらい」心にとどく


はらいが心に届いた。きれいな心じゃないですか。もう現実のほにゃららよりも、ぱっと気持ちにとどいたのがわかるいい歌でした。
完璧です。宿題なしです。用事を優先してください。


むしろ「説明的」という言葉をぜひ附に落ちてくれるのが一番いいと思います。

まず短歌をたくさん読んでると、まあ売れてる短歌なのだからいい悪いはないと思うんですが、たまに変な歌ありますよ。どの歌っていうと角がたつので具体的には説明できないのですが、やっぱり「心が載ってない」のが一番ヤバイです。

だいたい伝わらない歌って、すごい心の動きを説明するのに、川を柿が流れていった、とか、ブロック崩しのが上行って横言って下いってばらばら、みたいに、気持ちを「道具の動き」に託すの多いんです。

もっと酷いのは、そういう状況を言っただけで終わる。
              朝起きて歯を磨いて学校へ言ったから嬉しかった

では、嬉しかった理由が全然わからない。

ほんと説明的というのは、ずばり気持ちをきちんと言ってほしいのに、なんか「今日、このあとなんかある?」とか、間接的すぎてよくわからんなあ。という状態のことです。


今回説明的という言葉をきちんと使ってはいないのですが、たしかにちょっと思い出してください。



流れでる草書の文(ふみ)におぼれても母の言霊うけとっている


これさっきのブロック崩しの例っぽくないですか?

流れてる草書の文におぼれたけど、母の言霊はうけとっている


って、多分気持ちそのものじゃなくて、気持ちに道具をだしてこういう流れで動きつけたら、こんな道具がたくさんでましたって感じじゃないですか?

ブロック崩しが上で下でっていうのとあんまり変わらない。

だったら

お母さんの字がすごい好き

っていったほうがわかりますよね。

           ※

ついでにこのまま散文的って説明しちゃいますね。


お母さんの字がすごい好きはらいがとてもやわらかいから

これは散文的なんですよ。57577なのに。

日本語の文章って、散文だと因果関係しか言わない。

ところが短歌のような韻文になると、
一気に因果関係からこころそのものへ集中するんです。

同じ上の句で作ってみますよ。


母さんの字がすごい好き雨降りのあとに輝く草のかんむり

これ、説明してないじゃないですか。でもきもちが掛け算で伝わる感じ。一気に気持ちをいうために
草のかんむりっていう物を出すので、グーッと集中して「きもちがわかる」。あ、このひと晴れやかな気分になったのかなって感じ。


これこそが、韻文なんですよ。ぜひこの感じは腑に落ちてほしいです!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/14 01:07削除
西巻さま
ありがとうございます。
明日(もう今日ですが)は、もう一件用事がありますので、すぐに返信できないかもしれませんが、がんばりますのでよろしくお願いします。


「説明的」という言葉はよく聞きます。言われたこともありますが、説明がないと分からないようで、そして、シチュエーションをひらいてからじゃないと伝わらないように感じて不安になるので、要らないことまで言ってしまうのでしょうか。
でも正直言って「説明的になっている」状態がまだわかりません。
すみません。もし、お時間のある時に「説明的とは…」と教えていただけると助かります。


短歌です。

母の字は達筆すぎて読めないが柔らかな「はらい」心にとどく

下の句を考えてみました。
よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 23:05削除
いやいやいや。指導というほどでもないですし、ご実家大事になさっていてほんとに偉いです。ぼくなんて短歌はできるけど他の事はできませせん。親戚のあつまりにぼくが言っても役に立たないだろうなあ。

短歌は実生活をよりよく生きるための手段ですから、ぼくみたいなのは本末転倒なんですよ。ほんとは。でも短歌も大事ですけどね。自分のために。

流れでる草書の文(ふみ)におぼれても母の言霊うけとっている

そうですね。まだちょっと動きを説明してる感じですよね。だから気持ちを入れる余裕がないんだと思う。

草書の文章が流れてきて、自分が溺れてしまったけど、コトダマはしっかりキャッチしているみたいな、なんかオカルトっぽい「動き」が目立ちます。

ぜひ、気持ちの説明をしてみてください。それはシチュエーションじゃなくて、ほんとどんなふうに心が揺れたかというのをしっかり伝わるようにしてみてくださ―い。

上の句からですね

流れでる草書 はやっぱり気持ちの説明なんですよ。

もし草書厳しければ、達筆すぎて、でもいいんじゃないかな。

シンプルに

母の字は達筆すぎて読めないが

で下の句作ってみたらどうでしょう。ここに入る気持ちをぜひ説明されてみてください。

これでどうだろう。。。。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/13 00:56削除
西巻さん
夜分遅くにすみません。
急に実家に帰らなくてはいけなくなって、自分の時間がなかなか取れずにすみません。

第3案、考えてみました。

流れでる草書の文(ふみ)におぼれても母の言霊うけとっている

下の句がなんかベタのような気がします。草書を川に例えて、理解が出来ないことを溺れるというのも、何だか伝わりにくいですよね。
わかってます、こういう独りよがりなところが自分でも嫌いなところなんです。

すみません
どうぞ、バッサリとご指導よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9aq23p9m)2024/10/12 11:37削除
すいませーん。大丈夫です。あっさり1文で書いちゃっだから

意味わからず李宇さんが固まってる?

って思った。ちょっと悪いことしたかなと思っちゃった。電波の問題ならよかったです。なかなかインターネットだと表情が見えないので、おしゃべりめっちゃ大事ですよって話をしちゃった。。。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/12 11:19削除
西巻さん
反応が遅くてすみません。
今、電波の厳しいところに来てますのでほんとすみません。
考えておきますね🙇‍♀️
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 22:58削除
でも李宇さんすごいつめこむとかわかってるってすごい。いいです。
ちょっとまねきねこさんのところにも書いたんですが、なかなか短歌の良さって体験してもらわないとわからないところがあるんですよね。

実は日本語っておしゃべりっていうか、ムダな文章がものすごい大事でそうやってニュアンスとか表情をつけていくんですよ。いまぼくおしゃべりしてますけど、ひとつひとつこういうニュアンスってわかってもらうのが散文です。歌は一発でぱっとだして、「うわ、すごい」っていう感じなんですよね。これこそが日本の型なんです。

全部李宇さんのなかにある感情で、それがすごいきれいに見える。この楽しさは人から褒めてもらう楽しさよりも全然楽しくないですか?


まあしまい忘れたの歌は、最後ぼくがちょっと変な味付けしちゃったんで、ちょっと李宇さんの完全オリジナルとは言えないですけど、でもこの場でめちゃくちゃ輝いているうたですよね。

素晴らしいです。

ちょっと昼間はおしゃべりしたりなかったのです。日本語ってすごいおしゃべりに向いてるんですけど、こうやってだんだん不安みたいなのをとっていくんですよね。おしゃべりはめちゃくちゃ効果ありますから、大歓迎です!
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 15:53削除
はーい。戻りました。①と②は達筆すぎて読めないというのと、リスペクトの感じが片方しか伝わってこなくて、どっちかしかわからないんです。だから多分説明というより、うまい言葉が見つかってない状態なんだと思うんですよ。

そこで、ご自身の「言いたいこと」のなかに「達筆」という言葉と「草書」という言葉が入っているので、どっちかをつかって短歌を作ってみてはいかがでしょう。気持ちは、「読めなくてモヤモヤ、でもリスペクト」ですよね。同時につたわるように3案考えて見てください。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/11 14:54削除
あー、わかります、言い過ぎ問題。
詰め込み過ぎるんですよね。
次の私の歌は、そこが問題だと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

① 母の書く絵画のようなお礼状 書道五級に読解できず

② 母からの走り書きめくお礼状墨と余白の見事な絵画


〈言いたいこと〉
母は、達筆な毛筆でお礼状を書いて私にくれました。ところが、草書のような文字なので(光る君へのような)お礼の手紙だということは分かるけど、難しくて読めない。けど、すごいなとリスペクトはしています。
……という意味です。

よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 12:48削除
えっ。スレッド消えるの? そんな契約してないよな、と。
実はぼくがわかってなくてすいません。でもご自身で残しておくのがいいと思います。インターネットは当てになりませんから。

あと実はみんな「言い過ぎ」というか普段無意識に書いていることを意識で書こうとしすぎなんですよ。だからこういう自然な歌が難しいです。ただ「すごいいい歌書いた」っていう「言いたいこと言えた」という感じは自分のなかに残るから、講座終わっても「体験」はあるじゃないですか。ぜひひとりでやるときも反復されてみてくださいね!

そうですね。①~③まではしまっちゃって、スレッドはそのままなので新しい題で大丈夫です! よろしくお願い致します。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/11 12:17削除
西巻さん、たくさんほめていただいてありがとうございます。
西巻さんのおかけです。
今まで、こういう細かい点に目が行ってなかったです。

それにご提案の

風鈴の音が澄みわたる月の夜わたしのなかの夏が消えてく

は、私性というのでしょうか、ガツンとやってきますね、さすがです!!
こういうお歌を求めてます。
難しい言葉をつかわなくても、景が浮かび主体の言いたいことがしみわたってくる、そんなお歌が好きです。

それから、このやり取りのスレッドは後に消えちゃうんですね。
その前にコピーさせてもらって、復習したいと思います。それは、どこにも出しません。自分の勉強のためにとっておきたいというだけです。

一応、①から③までできた。と考えていいですか?
もし、よろしければ、また違う自由詠でお願いしたいという一首があります…
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 11:00削除
そうなんですそうなんです! めっちゃこういう細かいことやってくと、楽しいんですよ。
ぼく推敲というか、一番短歌がおいしいのはこういう「表情を」つけていくことだとおもっていて、

置き去り案とかすごいいいです。あとはもうこれがわかったらどれでもいい感じ。

自分の言いたいことに近くなっていく感じがすごいワクワクしません?
自分の言いたいことに近づくかなって、一晩おいてみるのもすごい大事で。

絶対こうすると自分のこころがきれいに見えるってわかるから。
この歌屈指の名歌になります。Twitterかなんかに放流してみてください。

名歌すぎてバズりませんwww。

でも、このレベルの歌が30首揃ったら絶対なんかの賞取れるんですよ。

月の夜で、この歌、一回場面にかわるんで、浮いちゃう。
感覚的な話なんで別のことばがもう一個いるんです。

最後ぼく渋くしていきますけど、こんなのいかがですか?

風鈴の音が澄み渡る月の夜わたしのなかの夏が消えてく

これとか、いかがでしょう。


ぜひこの感覚トライしてください。もう一回別の眼目だしていただいて他の案もやってみてくださいね!このスレッド片付けませんので、
なんか変だな、っていうの直してみましょう。前のお題でもいいです!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/11 10:08削除
ありがとうございます!

昨日は、よくわからなかったのですが、西巻さんのご提案の意味がわかりました。

②を「夏が」とはっきり主語にするのですね。「夏を」だと夏が主語にならないという詰まり感がわかりました。
「澄みわたる月の夜に」で夜は、場面ということですね。
すっきりします。
ほんと、すごいです(語彙力不足ですみません💦)
するするっと流れました。

風鈴の音が澄み渡る月の夜に(しまい忘れた)夏が消えてく
→ 風鈴の音が澄み渡る月の夜に置き去りにされた夏が消えてく

いかがでしょうか?
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:42削除
あとnote、ほんとに嬉しいです。これからも頑張って書きます!!
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:40削除
オーケーです。①、②もこのつれゆくパターンで作られているので、これを自然に治しましょう。

①風鈴の音(ね)が澄みわたる空夜かなしまい忘れた夏をつれゆく


風鈴の音が澄み渡りわたしのなかにしまい忘れた夏をつれてゆく


みたいな文章だと思うんですよね。…

みえた!

わたくしに風鈴の音が澄み渡りしまい忘れた夏をつれてゆく


これ、こころに沿ってません?


②は、

②風鈴の澄んだ音だけとどく夜しまい忘れた夏をつれゆく

これ夜いれたいバージョンですよね。

風鈴の音が澄み渡る月の夜に(しまい忘れた)夏が消えてく

夜に一度かかると、夏がつれてゆくはおかしいので、消えてくとか去りゆくにしてみました。いかがでしょう。
あとしまい忘れたが浮いてしまいますので、作者、ご判断を!

よろしくです!!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/10 22:23削除
あってます(笑)
その通りでございます🙇‍♀️
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:00削除
オオオ。すいません。


(季節外れの)風鈴の音が、しまい忘れた夏を連れてゆく(ように自分には思えた)

という感じで、あってます? それを確認したくて…。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/10 20:57削除
西巻さま
読んでいただきありがとうございます。
この後この歌は、どうしたらよいでしょうか?
これで終わり
または、表情をつける

でしたら、その表情をつけるということがわからないのですが、具体的にどのようなことか教えていただけると嬉しいです。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 19:01削除
ありがとうです!

見えたこちらも。(季節外れの)風鈴の音が、しまい忘れた夏を連れてゆく(ように自分には思えた)ってこころじゃないですか?

これ絶対いい歌ですよ。表情を少しつけるとめっちゃ現代を代表する歌になります!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/10 17:40削除
ありがとうございます!

「つれゆく」
連れてゆくというつもりで書いていました。
夏がもう秋になったんだから、夏気分の主体の気持ちも一緒につれて、一緒に(秋に)行くという気持ちです。

伝わらないですかね。

それと、西巻さんのnote読ませていただいてます。
今まで存じ上げなくてすみません。
勉強不足なので、全部は理解できていませんが、睦月さんや笹井さんの歌集についてのお考えはとても勉強になります。
笹井さんや枡野さん、萩原慎一郎さんの短歌を読んで自分でもつくりたくなりました。
すみません、余談でした。

よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 15:15削除
あ、スレッド大丈夫です! 助かります!! ところで、そうなんです。最初はわかりやすい日本語ってかけないんですよ。なかなか。最近普通の散文読んだりとか、面白いって思った経験、ってありますか? 実は以外と短歌の場合も散文のトレーニングに役にたつんじゃないかと思ってます。ですます調の現代語とか、すごいニュアンスが難しいんですよね…。

③澄みわたる風鈴の音(ね)に気づかされしまい忘れた夏をおさめる

これとかものすごいわかる、って感じです。こういう風鈴の声が聞こえて、すっと自分のなかの心の声が収まっていくみたいな歌は、ほんとにニュアンス命で、余計なものがはいってると「あれあれ」ってなるんですよ。

たとえば

澄みわたる風鈴の音(ね)が靴箱にしまい忘れた夏を呼び出す(作例)

とか、

なんか文章としてうつくしいみたいなやつって、基本「ふと」とか「きづく」とか入れないじゃないですか。そのへんの塩梅がすごいむずかしいです。


①風鈴の音(ね)が澄みわたる空夜かなしまい忘れた夏をつれゆく

②もそうなんですけど、実はぼく「つれゆく」ってわかってなくて、これ「連れてゆく」ってことですかね。単純に(作例「伴う」と同じ意味)かな、なんて考えたりしました。ちょっとこのつれゆくの意図だけ教えて下さい。よろしくおねがいいたします!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/10 14:11削除
西巻さま
スレッドの件、すみません。
このような形で返信すれば大丈夫ですか?
不慣れなもので申し訳ありません。

ていねいに教えてくださりありがとうございます。
でも、なかなか難しいですね。今まで、感覚でつくっていたことを痛感します。雑でした。

いくつか考えてみましたので、よろしくお願いいたします。

①風鈴の音(ね)が澄みわたる空夜かなしまい忘れた夏をつれゆく

②風鈴の澄んだ音だけとどく夜しまい忘れた夏をつれゆく

③澄みわたる風鈴の音(ね)に気づかされしまい忘れた夏をおさめる

どうでしょうか?
だいぶ、混乱していますが。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 21:23削除
あっ。すいません新しいスレッド立てないで、このあとに返信いただけると助かります! よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 21:21削除
あ、すみません。そうですね。

まず短歌ってひとりの「私」が書いた31音の文章なんですね。で、「自然」っていうのはまったく
文章としておかしいと感じるところがないということなんですよ。

意識も無意識もゆっくりと、どこも引っかかるところがないように書くのはすごい難しくて、結構客観的な目が必要だと思います。


今 リンとなった風鈴澄みわたり/しまい忘れた夏をつれゆく

自分が主人公なわけですから、突然なった風鈴を、「今、リンとなった」ってわざわざ書くのって、なんか不自然な感じしません?
「今、リンとなった」って、すごいそこに意識をむけて書いたっていうのが見えちゃうことばですから、いきなりこうは書かなくないかなと思いました。


だから上の句は、

風鈴の音(ね)が澄みわたり

で、「あああ、鳴ったんだ」ってわかるんですよ。いきなりは難しいですが、ぼく的には「だんだん自分でうまくなってゆく」ために、ちょっと気をつけて歌を読んだり自分で作ったりする際に大切なところだと思うんです。ちょっと注意を向けてみてくださいね。


後、私の方に澄み渡って「きこえてきた」んですよね。

だから、その音が「きえてゆく」のと対応しないと、夏を「連れてゆく」という意識にはあんまりならないので、澄みわたり/しずかに消えてゆき/夏をつれてゆく って丁寧に書いてみると、この「消えてゆく」が省略されているような気がするんです。だから声は一度、消えたんじゃないかな。その様子を書いているんじゃないかなと思いました。

いかがですか? すごい微妙な話で難しいんですけど、注意をするとすごい素敵な歌になります。
ぜひ、注意を向けて2案くらい出してみてくださいね。
返信24
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/10 05:31 (No.14107)削除
西巻さま

前回は時間切れになってしまい、残念だったので、今回はちゃんと完成して「片付けたい」と思います。ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

今回、詠んでみたいと思ったのは、10数年振りにいったエステでの衝撃です。ライティングの加減もあったのだと思うけれど、渡された手鏡に映るのは、たるんだアゴや首、腫れぼったいまぶた、細かく刻まれたシワや色濃いシミ。なんだこれは。まるで老婆ではないか。普段見慣れている自分の顔。肌。こんなにくたびれてるとは思いませんでした。

人って、見たくないものは見ないで生きてるのだなと。というか、醜い部分を直視せず、補正して見ているのではないか?不意に渡された手鏡には、補正する暇もなく、ありのままの現実を写してしまっていた。

このショックを詠みたいです。

いくつか短歌を考えましたが、どれもいまいちなので、まずは気持ちだけ、書いてみました。
砂遊びから、始めさせてください。

手取り足取りになってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/13 23:54削除
まねきねこさん

ありがとうございます! そう言っていただけるとほんと嬉しいです。いま、選者は増えてるのに、実地で短歌を教える人が減ってるんですよ。すごいカルチャーセンターみたいな定価が高いところしかいませんしね。

実際、お金にならないんですよ。短歌指導って。
しかもネットなんてお金になるかどうかもわからない。

ぼくみたいなちょっと変なやつが先鞭をつけるしかないなと思いました。

実はメソッドはまだ出来ていなくて、もっと本格的な短歌入門を書けるようになるまで、まねきねこさんをはじめとした人たちがぼくの教材にもなります。歌人は「何がわからないか」がわからないんですよ。いま、選者は多いけど、コーチいませんしね。

だからぼくも暗中模索です。
ぜひこれからもよろしくお願い致しますね―。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/12 17:21削除
西巻さん

ご返信ありがとうございます。

今朝、ご返信に気づいたんですが、仕事でお返事できず、遅くなり申し訳ありません!

わたし、これまで、短歌教室などに行ったことがなく、入門書も読んでおらず、ほぼ我流でやってきました。

いいのか、悪いのか、面白いのか、面白くないのか、評価してもらう機会もないので、ただ漫然と、日記がわりに続けてきました。

今回、西巻さんにアドバイスいただき、ちゃんとメソッドに則って作る面白さに目覚めました。本気で短歌やっていこうと思ってます。(日記がわりの短歌も続けますが)

ありがとうございます!

==

「言葉の裏にある心を読めるか」

とても印象的なメッセージです。

雀がかさこそと稲をかき分けてでてくる。雀の姿をいじらしいと思う心。

呪いの鏡だから気にするな。とか言ってるけど、めっちゃ気にする心。

そういうものが読者に届くかどうか。。。

==

短歌の添削、推敲だけでなく、こうした理論も教えていただいて感謝しております。
学び多き、短歌講座。
非常に勉強になります。

時代を問わず、あらゆるジャンルの短歌を読む方がいいとのこと。
古典は苦手なのですが、少しずつ読んでみたいです。

ありがとうございます!
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/12 03:43削除
ありがとうございます。そうですね。作り方をどっかでガツンと知ると、急に伸びるんですよ。短歌って。
ぼくも投稿していたときはなんで落ちたのかさっぱりわからないし、選ばれたのかよくわからない。


なんか平凡だなあと思った歌に本音がでたり、自分の意図と読者の意図が全然違うなあってことあります。



それはですね、こちらがプロだからでもあるけど、やっぱり鏡みたいに作者は意識してみないと自分の姿ってわからないじゃないですか。
同じことがあるんですよ。傍目八目っていいますけど、ぼくもはっと鏡を見て、うわー髪の毛ぼさぼさだなあとかあります。

でもそれもふくめて他人は面白いんですよ。だから客観的に見る訓練ですね。その量を測れば、絶対におもしろくなります。

そもそも短歌ってテーマ決めて読むものじゃないんですよね…。みんなテーマテーマっていうから、誤解してるんです。
エステに行ったとき、ていうのを、エステで足つぼ受けてるときなのか、鏡をみたときなのか

そこでぱっとあらわれた感情を「うわーー」ってみんなに見せればいいんです。

足つぼやったときの「いたたたた」でも歌になります。短歌は派手にするんじゃなくて、一瞬の感情を見せればわかるんですけど、
その感覚をわからない初心の方に文章で伝えても伝わらないので、えいやーって実戦で教えたほうが良くなります。

いまの短歌って中間指導者っていうか、細かいところを丁寧に教えてくれる人がいないんですよ。
なんかルールは57577しかありませんとか。
↑これ、日本語間違ってますからね。

57577とかはもはやルールですらないし。型なんですよね。


>経験ですか? それとも多くの短歌を読むことですか?


経験ではないですね。年数やってても、結局自分の分かる範囲の歌しかつまみ食いしない人とかいますしね。
短歌って、雑食にいろんな歌をつまみ食いするしかないんです。

プロの歌人は、実はいい読み手なんです。古今東西、知らない歌がないくらいまんべんなく歌を知ってます。
ぼくはまだまだ戦後とか現代に偏ってるので、近代の良さはいまいちです。

たとえばこんな歌っていいと思うかどうかなんですけど


かさこそと掛稲(はさ)の裾出(づ)る畔(あぜ)雀陽(ひ)のまだ残る穂を掻きわけて

ひとつひとつ雀出(で)て来(く)る掛稲(はさ)の外(そと)のこり陽(び)遠し早や時雨れつつ



これ近代短歌、北原白秋なんですけど、意味はどうこうよりもまず「雀の動きがかわいいですね」って批評は、いくら現代短歌よんでもでてきません。
ことばの裏にある心を読めるかは、短歌だけではなくいろんなジャンルをよんでて、短歌も時代問わず万能に見えないとわからないです。

なので、ある程度鑑賞はプロのちからがいるんですよね。

歌人は、歌の量ではなく、歌の種類をたくさん知ってるかで決まります。そうやって一個一個、歌人が見て感じたものを、読者に教えるのが昔の短歌の指導だったんですが、いまは全くなくなりました。寂しいことです。

でも作り手は自分の言葉の範囲でいいか悪いか判断すればいいので、実は作り手有利なんですよ。短歌って。

だから、ぼくも関西弁習いに関西住もうかなと思ってますけど、いろんな方言とかニュアンスとかの話をされると食いつきます。特に伝統短歌の歌人はことばの収集者ですから。なんとなくまねきねこさんの話が面白いんですよ。


でお歌ですが、多分、笑わせる気はなかったのだと思うのですが、でも面白いんですよ。ぱっと一瞬の感情が見えて、うまく短歌にハマってて、しかも、ムダな箇所もない。「ちょうどいい」んですよ。この感じが、大事です!
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/12 02:49削除
西巻さん

こんばんは
ご返信ありがとうございます。

③はもともとわたしの中で、自信作ではなく、とりあえずこれも残しておこう、ぐらいの短歌でした。

それは、【説明】の少なさでもお分かりいただけるかと笑 全然、執着してない短歌なんです。

それを「代表作」と言ってもよい、とまで絶賛していただき、本当に不思議な気持ち。じぶんでは気づけなかった③のよさ。③をしっかり自分のものにしようと、西巻さんのご投稿を何度も読み返しています。

そうか、短歌とはこういうものなのかと、目から鱗が落ちるような思いです。

==

今回、最初に西巻さんに、シチュエーションを考えて、との助言をいただきました。その通りにやってみたんです。


「手鏡をみたショック」をさらに細かくシチュエーションにわけて、ひとつひとつ気持ちを確認する作業の中で、ふわっと浮かんできた。

詠みたいテーマをシチュエーションに分けて考えることで、焦点を絞っていった、という感じです。


普段は、こんなふうに短歌を作っていません。テーマ決めて、思い付いたものをパッと三十一文字にしています。

ここぞという短歌を詠みたいときは、今回のようなプロセスを辿ってみよう。これを今後の指針とさせていただこうと思います。ありがとうございます。

==

今回思ったのですが、③は、自分では選ばない短歌です。

でも西巻さんは選んでくださった。
選ぶ目、見極める力というのは、どうやって養って行けばいいのだろうかと。


経験ですか? それとも多くの短歌を読むことですか?

==

③の面白さを自覚するために、近々noteなどに放流してみようと思います。反応が楽しみになってきました。

その際は、こちらの短歌教室のこともご紹介させていただきますね!

==

関西人のニュアンス。
西巻さんに言われて、あらためて考えてみました。
③が関西人の笑いの感覚、というわけではないかなぁ。。関西の笑いはもっとコテコテです。 あけっぴろげ、です笑

ただ、自虐的に笑いをとる、という点で、③は関西人のそれ、だと思います。

「くよくよするなって!その鏡はな、誰を写してもプラス10歳に見えるようにできてんねん。知らんけど笑笑」

それを、自分で自分に言ってる感覚。

この短歌で笑わそうとはみじんも思ってなかったので、西巻さんの反応は、意外でした。

なんだろう。関西人に染み付いた、芸人魂?笑

==

著作権等のこと、理解しました。今後、わたしの短歌が引用されるかも、もいうことも承知しました。

長々とすみません。
読んでいただきありがとうございました。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 22:49削除
「そしたらしまって、Twitterかなにかに放流して「代表作」にしてみると面白いです!」

帰ってきました。そして、この説明、忘れました。私の中には常に、代表作ってその歌人のほんの一部というか、出発点だったり中継点だったり到達点だったり、なにか過程みたいなのは全部忘れ去られているようにおもうんです。だからそもそも「代表作」っていうのをぼくは喜んでないし、時代によって変わるんだろうなと思います。

しかしながら、この歌は、「老け見え」(失礼)を歌った歌の中では、圧倒的に面白い歌で、わかりやすいししかもまねきねこさんにすごい大事なことを気づかせてくれた歌ではないですか!

③気にするな誰もがプラス10歳に見える呪いの鏡だきっと


まずこの歌が面白いかどうかは、絶対「この場の外」に出してみてください。いきなり全員爆笑すると思います。しかも現代的だし、短歌(韻文)にもちゃんとなっているんです。「ぽっちゃり」の歌といえば脇川さんなんですが、「老け見え」(失礼!)の歌の代表歌はもうまねきねこさんくらいにうまいし面白い。


そこら辺の「おもしろさ」を狙った歌より、全然おもしろいと思います。巧まず笑えるみたいな。


そして、ぼくにとってもある種記念碑的な作品なんですよ。


>エステにいって、鏡を見て、老けた自分にびっくりして、という前置きがあってはじめて、この歌の面白さがわかるのだろう、と思ってました。

わたしたち面白さを追求するときに、絶対シチュエーション外しちゃいかんと思うんです。これが物語の発想。
しかし、短歌は要らないんですよ。「自分の顔が…。」っていうシチュエーションだけで、みごとに一本とっちゃうんです!!

この感覚めっちゃ大事で、入門書にもたくさん書いてあるんですけど、まねきねこさんはまざまざと「体験」したんです。

だからぼくは、まねきねこさんにはじめて「短歌の真髄」を体験してもらったのがこの歌だし、出来た歌も掛け値無く面白いと思っていて、安心して一緒に笑える歌なんですよね。

まねきねこさんの代表作というより、「この場の代表作」です! でもみんな代表作そういう意味では今回ありますよ!!


ニュアンスか。
関西ニュアンスだときっとがしっくりくるのか。この辺ぼくも知らなかった(一度も関西で暮らしたことがないです)ので、びっくりです!

いかがでしょう。腑に落ちていただけたでしょうか。
ぜひご意見感想ををお聞かせください。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 18:50削除
すいません。携帯から。
実は、この短歌一応、「添削扱い」というか添削に準じる形になるので、著作権はわたしには発生しないという解釈になると思います。いかにぼくがアドバイスしたと言え、まねきねこさんが特に何もいわなければ倫理的には「自分の作品」として発表することは可能です。

ただ、気持ちの問題というのがありますから、そのへんはご自由に。
(なんというんだろう。noteに宣伝してもらったほうが広まるという「思い」というか下心はありますけどね…。)

一応このnoteのの下に注意事項として書いておいたのですが、

※目についた歌は本文に引用させていただきます。著作権はもちろん皆さんですが、他の入門記事や私が書く文章に、コーチの西巻真に、作者名明記の上、あらかじめ短歌を引用する許可を与えることに同意できる方のみ、お願いいたします。(こちらでたとえば「こここうしたら」みたいなアドバイスがありますが、そういう改作案とかも含みます)

著作権はまねきねこさんです。
ただ、将来のためにわたしが参考書とかなにか評論を書いたときに、作者名と最後に「これが最終稿」と本人が納得した短歌と原案については、一字一句変えずに引用することだけ許可いただきたい、というふうに書いておきました。

だからまあ、なんやかんやで参考書が出ることに成ったら、まねきねこさんの名前が載ります!


ということで、著作権、まねきねこさん。添削または共作にあたるけど、わたしは権利は主張せず、一応自分の書くものには「まねきねこさんの作品だけど、わたしがこういうふうに直したよという過程」なんかも書かせてもらいたいということなんです。

だからnoteとかに発表自由です。

もともと、まねきねこさんの中からでてきた輝きなので、それを考えるとわたしは美容部員のように、表情を変えただけですよ。

あっ。お風呂いってきまーす。

まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/11 18:32削除
西巻さん こんばんは

5案も出したのに、それぞれにとても丁寧に解説してくださり、ありがとうございます。

仕上げまで、まだまだ添削、推敲があるのだろうと思っていたので、ご投稿を拝読し、ぽかんとしてしまいました笑

もっと推敲すればよかったのだけど、時間切れになると困るので、えいやっ!とお見せした次第です。

③と⑤、褒めていただき、うれしいです。ありがとうございます。

③は、西巻さんに褒めていただいて初めて、「そうなんだ!」と思いました。
じぶんでは、少し作為的かなぁ?と自信がなかった歌です。

エステにいって、鏡を見て、老けた自分にびっくりして、という前置きがあってはじめて、この歌の面白さがわかるのだろう、と思ってました。

西巻さんに言われて、へえー、経緯を知らずとも、面白いのかと。
これは大きな発見です。
納得かどうかと聞かれたら、納得ですが、西巻さんに言われなければ、面白さには気づかなかったです。次もまたこういう歌を自分で選べるかというと、どうだろう…という感じです。


ちなみに、「きっと」か「これは」ですが、「きっと」は「知らんけど」のニュアンスがあるので、気に入っています笑

この歌、自分に自分でジョーダン言ってツッコミ入れてるんです。でも最後に「知らんけど」でいい加減さを出しました。(すみません。関西人の性)


⑤は納得です。
今回のきっかけは、手鏡で自分を見たショックでしたが、いくつか短歌を考えてるうちに、違うなぁ。わたしは嘆いてる歌を詠みたいのではないぞと。ショックだったけど、前を向きたいぞと。
西巻さんに、その想いを汲み取っていただけてうれしかったです。

今日のわたしが一番若い日、
より
今日のわたしが一番若い

も納得です。
上だと、日がクローズアップされてしまいますね。下の方が断然いいです。

長々とすみません。
ありがとうございました。

それと。
ひとつご質問です。

↓↓
そしたらしまって、Twitterかなにかに放流して「代表作」にしてみると面白いです!
↑↑

これは、どう捉えたらいいのでしょうか。

わたしはTwitterやってませんし、noteなど他でも、ここで生まれた短歌を発表するつもりほありませんでした。西巻さんに指導していただいた短歌なので、自分オリジナルではないですし。

でも、Twitterなどで発表してみては?ということなのでしょうか。

この短歌講座で生まれた短歌の取り扱いを、教えていただけますか?

(すでにどこかで書かれていたら、申し訳ありません!!)
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 11:30削除
おはようございます。すいません変なこと言っちゃいました。かんがえてみればお題って舞台と同じ意味でした。手鏡が心を託す道具なので、それが引き立つ舞台とかお題という意味です! この短歌たちの案で、完璧です!!


③気にするな誰もがプラス10歳に見える呪いの鏡だきっと

これ面白い。完成です。だれもふけてるなんて書いてないけど、めっちゃみんなわかります。これ最高。 出せないの勿体ないけど、みんなからバズられてください。

仕立てとしては、焦点を「きっと」にするかあと「これは」とかってするか。。。ちょっとキャラクター感がでて焦点が絞れるでしょ。
そのまんまいったやつがとてもおもしろいです! 不謹慎ですけど爆笑しちゃいました!! まねきねこさんにかぎらず、そのまんま思ったことを出任せのほうがみんなはっとするんです!



⑤手鏡に写るじぶんを慰める今日がわたしの一番若い日

この視点もめっちゃおもしろい! こういう直球の歌って、おもしろいんですけど、直すのむずかしいんですよ。
なるべく他の方でも言ってるんですが、ピントがしぼれるように、自然に、手鏡をみた行為が映るように頑張りましょう。

今日が私の一番若い日って、すっごい発想のおおもとで面白いところなんですけど、手鏡をみた瞬間に上の句がフォーカスしているので、ほんとうは!

「今の私が一番若い」ってフォーカスしたほうが自然です。でもちょっと今だとピンとあいすぎるから、「今日のわたしの一番若い」くらいのニュアンスが言い方としては面白いですよね。


そうしたら、手鏡を何度もみてるくらい、一日感というか、時間のスパンが広いほうが面白いかもです。

手鏡を見ながらじぶんを慰める今日のわたしが一番若い

とか。意識してみてる感じがでるとおもしろいですね!


あとちょっとパンチ力が落ちるんですよね。

①は、「くたびれたわたしのような」ってあなたの説明みたいにみえるから、むしろないほうが面白いです。あってもくたびれたってはっきり言わないほうがいいかも。

②は、タイムマシンが面白いですけど、同時に分かりにくいです。タイムマシンって過去に行ってるか未来にいってるかわからなくないですか? でも口調が大好き。これはタイムマシンを変えれば名歌に化けますね。

④はやや格言みたいな調子になってるかなあ。
べつの形で言い換えられませんか? おもしろいですよ。

③⑤はご自身で納得したか教えて下さい。

そしたらしまって、Twitterかなにかに放流して「代表作」にしてみると面白いです!
これは才能ですね。ぼくこんな歌作れないです!


ちょっとあとは①②④やってみてください。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/11 06:20削除
西巻さん
おはようございます。

本日もよろしくお願いいたします。

前回、「舞台、お題を3つ以上考えて」というご指示でした。

お題、というのが、具体的に何のことかわからなかったので、舞台(シチュエーション)をいくつか考え、それに沿った短歌を考えてみました。



①まじまじと手鏡見ている くたびれたわたしのような あなたはだあれ

【説明】薄暗い部屋で手鏡を渡されたんです。陰が色濃くでて、自分の顔とは思えないほど老けてみえた。ショックのあまり、声も出せずにしばらく眺めていて。ふと、これはわたしじゃない気がしてきて。現実逃避なんですけれど。

②手鏡はタイムマシンかバカヤローシミやらシワやら写しやがって

【説明】ショックとともに、否定、拒絶の感情が芽生えて。。。こんなの、老婆にしか見えない。嫌だ!!こんなはずはない。でもこれが現実?これ、将来のわたし?これは未来のわたし?さらに、この暗い部屋で手鏡を渡したのは、エステ側の策略じゃないの?わざと年老いて見えるようなライティングじゃないの??そんな、やさぐれた気持ちになってしまったのでした。
普段、こういう短歌は、思い付いても詠んだことはありません。言葉遣いが悪いですね笑
マインドとしては、教えてくださった脇川さんの短歌を意識しました。

③気にするな誰もがプラス10歳に見える呪いの鏡だきっと

【説明】このまんまです。自分を慰めて鼓舞してます。

④「きれいだね」お世辞喜ぶ歳は過ぎ手鏡だけが嘘をつかない

【説明】でもやはり、冷静になって考えてみると、これが現実なんだと。信じたくないけど、手鏡は正直。

⑤手鏡に写るじぶんを慰める今日がわたしの一番若い日

【説明】①から④まで、その時のことを思い出しながら、短歌を考えていたら、どれもネガティブなものになってしまって。。。ちなみに普段、ネガティブな短歌はあまり詠まないようにしていています(それはたぶん詠む人のことを意識している。「あなたの短歌を詠んできゅんとした」とか言われたい)いい子のわたしが考えました。この感情は、はじめて手鏡を見たときのものではありません。エステで現実を見せられ、施術をうけ、仕上げにまた手鏡を渡された。少しきれいになっていて、気持ちが明るくなった。そのときの気持ちです。

*「手鏡」を道具に、いろんな舞台(シチュエーション)を考えてみました。いかがでしょうか。前回、西巻さんが、こういう類いのことは、女性に対していいづらい、というような趣旨のコメントをされていましたが、わたし、何を言われてもへこたれませんので笑、お気になさらずにご意見いただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 15:30削除
ありがとうございます。じゃあとりあえずこのテーマで。
これエステの歌なんですけど、ふっと気づいた瞬間って「エステにいったとき」じゃなくないですか?

ちょっと自分の心に沿うかを連想していってほしいんですけど、実は「手鏡を見たとき」ですよね。

そのとき、「わっ、なんて私…」みたいな感じになった。だからこの文章は「手鏡をみてわっと思った歌」だと思うんです。
(女性に言うことじゃないので心苦しいです…。)

以外とこういうテーマってぼくとかでは歌えないので、ぜひ今回もがんばって多分「鏡」「手鏡」が道具になるような
気がするというか、発想の呼び水になると思うので、イマジネーションを駆使してがんばってくださいね。

ぼく知っている歌ってこんなかんじかなあ…

痩せようとふるいたたせるわけでもなく微妙だから言うなポッチャリって (脇川飛鳥)

最近ラストイヤーっていう歌集が出た脇川さんの代表歌。いまや18年前の歌ですがおそろしく新しいです。

とりあえず、自分が考えた舞台(このシチュエーションはエステでも考えても大丈夫です)

そんなお題をぜひ考えてみてくださいね。

最低でも3つかな。お願いいたします。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/10 15:20削除
西巻さん

ご返信ありがとうございます。

スノードームは、わたしの未熟さゆえ、自分でまとめきれませんでした。
最後に、西巻さんに上手にまとめていただき、納得しておりますので、あのテーマは「しまい」で、置いておきます。

(わたしの書き方が悪かったかもです!スノードームにこだわってるわけではないので、お気になさらないでください)

今回の「エステ、更けていくわたし」、をテーマにして作らせていただくとありがたいです。

西巻さんのメソッド、まずは砂場遊びからやらせていただきたく、先の投稿で、気持ちを書かせていただいております。よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 08:29削除
あ、まねきねこさんすいません。勝手にスレッド片付けてしまって。もし前回のスノードームまだ沿わないなってことがあったら、そっちを先にやってもいいですよ! 1週間あるので、そのあとでこの感覚を歌っても大丈夫です!

いかがですか? スノードームしまっちゃって大丈夫ですか?

もしスノードームしまわないなら、スノードームのスレッドの下にもかいていただいて構いません。1つ1つ大切に作りましょう。

一度歌を作る全体像をみてもらったほうがいいかな、っていう気もしますしね。よろしくお願いいたします!
返信12
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/9 10:39 (No.13993)削除
西巻さま

一字開けについて、解説をありがとうございました。理解しました。
今回もよろしくお願いいたします。


仕事したあとカスとして捨てられる運命を受け入れる消しゴム
返信
西巻真さん (9aq23p9m)2024/10/11 13:29削除
あ、待って待って。
よくみたら、


出会うひとみんながわたしを置き去りにする 廃線を指でなぞって

これ、さっきと違って下の句から上の句になったから、それはそれで表情ちょっと変わりません?

例えばなんですけど。がの場所。



出会うひとがみんなわたしを置き去りにする 廃線を指でなぞって

これ位置変更の意味分かります?

あと時間とかね。

出会うひとみんながわたしを置き去りにして 廃線を指でなぞって

とか。下の句といいさしを2回繰り返す必要はないですが、ニュアンス本当にこれでいいか再検討してください。

出会うひとみんなでわたしを置き去りにして 廃線を指でなぞった

みたいなのだとちょっと強調が効くでしょう。

最後仕上げはご自身の言いたいニュアンスでどうぞ。もうほぼできてますからね。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 13:05削除
出来た!!!! コレです! コレ最高です! この自分で直した感じ、覚えておいてください。このうたこのまま秀歌です。ぼくがかんじる作者の意がすんなり伝わってきますし、おかしくもないんです。地図でなぞる感じでも、線路にいる感じでもつかえます。ぜひXかなんかで呟いてください。多分バズりませんが、ぼくの宣伝にはなるかな。。。なんて。。。

あ、すいませんこの歌はこれでしまっていいんですが、あと、他の歌もやりますか?

とにかく手放さず最後まで類語辞典を見ながら「自分の心に沿う」ための表現を探してみてくださいね。

もしまだやる場合、すでに出した歌でおんなじこころの歌でも表情が変わればすごいよく見える、なんてザラですから、ぜひ何を表情を変えたいか教えて下さい。

ご意見ください。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/11 12:54削除
西巻さま

兵庫ユカさん、歌集は持っていないのですが『桜前線~』に入っていたはずと思って出してきて読みました。
「痛いかどうかは自分で決める」方ですね。強い。いや、強がってるのかな。

廃線に拘るわけではないのですが、どうも類語を調べてもピンとくるのが見つからず、こうしてはいかがでしょうか。

出会うひとみんながわたしを置き去りにする 廃線を指でなぞって

この場合は「出会うひと」が前に来た方が良いと感じました。
最初「指でたどって」にしたのですが、「たどって」だと先がありそうなので、「なぞって」に変えました。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 11:59削除
はーい。マーニーきれいなんですよね。あれがぎりぎり商業芸術でOKなラインですよね。

まあ短歌なんって絶対このきれいさに入らないから、でものびのび自分が表現できます。
むかし兵庫ユカさんという人がいたんですけど、とにかく自分のなかの負の部分を歌う人で


砂時計打ち砕いたら砂まみれわたしがいてもいい場所はない

死んだ海 わたしが揺らす目薬の わたしも死んだ海なのだろう

手応えでだめだとわかるクローゼットの扉のレールのわずかな歪み

症状を用紙に記す「できるだけ詳しく」って、この二行の幅に?


「過剰な自意識」をみつめるってあとがきにも書いてあるんですが、とにかく暗い暗い。
ぼくもすごい影響を受けて、もうおまもりのように口ずさんでました。

ほんと生きづらいんだからしょうがないですよね。

いま兵庫さんが歌を控えてらっしゃるみたいで、この「負の部分をきれいに歌う」作者が現代にはすっぽり抜けてるんですよ。だからえんどうさんのありがたさがわかる時代が来ます。


>それから、助詞について。
この歌について「が」を入れることはまったく考えていませんでした。
「とても大事」というところを、解説いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。


腑に落ちてなければ抜いていいです。いかがです?

ただ、あるとなんか「じぶんが」ひとりとか、「みんなが」置き去りにするっていうふうに表情が強調されません?
なんかみんな定型にあわせて助詞を抜くんですが、いつも頭のなかに「文章としてうまい」っていうを意識して見てください。

そうすうとここに「が」が入るのがむしろ自然な気がしてくるような気がします。


あと、改作案二ついただいたんですけど、廃線ってもしかして道具として「寝そべる」とか「沿う」ものとしては微妙にずれてる気がしてて、

「廃止された路線のこと」って辞書に書いてあります。

ちょっと線路って字足らずになるし、別に線路にこだわらなくても、なんかうまい4文字は入れば気持ちは言える気がしません。
こんなときに登場! お助けシソーラスくんです。

https://thesaurus.weblio.jp/

https://renso-ruigo.com/

ぼくのパソコンにはいつもトップページにあります。検索されてみるといいですよ。ちょっと気持ちに沿う道具を持ち直して見ましょう。
把握し直しですごくいい歌になると思います!
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/11 07:19削除
西巻さま

マーニー、知らなかったので調べました。すごくわかるけど、なんだかきれいすぎて、わたしの方が暗くて黒いな、と思いました。
いただいたアドバイスをもとに、改作したのがこちらです。

廃線に沿って寝そべる 出会うひとみんながわたしを置き去りにする

廃線に沿わせる身体 出会うひとみんながわたしを置き去りにする

それから、助詞について。
この歌について「が」を入れることはまったく考えていませんでした。
「とても大事」というところを、解説いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:10削除
ありがとうです。
えんどうさん表情つけるのすごい上手です。

出会うひとみんな「が」わたしを置き去りにする

これ、実はつけたんですけど、すいませんここらへんに序詞入れるのも大事です。


たとえばこの歌だと、廃線の側って言い方が、ちょっと分類的ですごい硬いんですよ。廃線じゃない「側」ってあるのって。


無意識的に、自然に書くためには

廃線に寄り添う がいいと覆います。でも字足らずだからなあ…。


例えばですよ。下の句の気持ちを全部上の句にしちゃえ、と思うんです。

出会うひとがみんなわたしを置き去りにするから わたしは廃線に寄り添う

ちょっと不自然かな。


出会うひとみんなに置き去りにされる 廃線に耳押し当てる

とか。

だと場面切り替わったほうがいいかなとかして

出会うひとみんなに置き去りにされる/廃線に耳押し当てる

あっ。ニューウェーブっぽくなった。こころの要請にそって技法ができるんで、あらかじめ技法つかうのではないんですよね。



関係かえなくても

廃線にそっと寄り添う 出会うひとみんながわたしを置き去りにする

でもいい歌かも。



微妙なニュアンスで「モノの面白さ」じゃなくて表情をつけていくんです。
穂村さんが秀歌性の悪口なんていうから、えんどうさんのような人が「アイデア勝負」みたいな作り方にさせられて才能を活かしきれない。
嘆かわしいです。


いかがです?ご意見教えてくださ―い。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/10 20:08削除
西巻さま

まっててって言われてるのに出してすみません。一個だけ。

廃線に寝そべっている 出会うひとみんなわたしを置き去りにする

もちろんこちらの方が良いのですが、さらにこうしてはいかがでしょうか。

廃線の側に寄り添う 出会うひとみんなわたしを置き去りにする
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 19:15削除
うわー。よかったあ。短歌の楽しさというか、えんどうさんが歌を辞めなくて…。実はえんどうさん考え方は合ってるんですよ。
ぼくだって、穂村さんのいうようなワンダーを狙いたいけど、えんどうさんは自分のこころを丁寧にかいていくと、ワンダーより
「わたしもそうだ」っていうシンパシーが得られると思う。

マーニーの主題歌知ってる? 絶望ばっかだけど、かすかに希望がありましたみたいな歌です。

だから、本当の短歌の楽しみって、自分のこころをいか道具にのせて丁寧に書くかなんですよ。推敲が不自然で「なんか言いえてない、楽しくない」っていうのは自分が一番感じますよね。一番美味しいところを誰も教えないなんて酷いね短歌は。

だから心は一個で良くて、道具を帰るだけでいいんです!!!←大事。

しつこくしつこく短歌をやるといいことあるよ。
えんどうさんはすごい才能あるよ。気持ちがめっちゃくちゃ溢れてるから、載せきれないでしょ31音に。短歌向きです。

廃線に寝そべってみる 出会うひとみんなわたしを置き去りにする

下の句とか凄いいですけど、なんか上の句(自殺する前)みたいな見立てでまあこれがむずいなあ。

廃線に寝そべってみる、って「やってみる」みたいな作者の意識をかんじるので、むしろ、こっちのほうが良くないですか。

廃線に寝そべっている 出会うひとみんながわたしを置き去りにする

この下の句の気持ちが言いたいんですよね。こういうのがでてくると、なんか言い当てた感じがすると思う。

こころに丁寧に。

あっ、すいません19時30分にイベントなのでまたちょっと後で。

一旦ちょっと歌作るのまっててください。
モノの検討をしてないのでちょっと見てまたコメントします!
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/10 17:55削除
西巻さま

ありがとうございます。
同じ歌にみえるというのはわたし自身が感じていて、もう短歌止めてもいいんじゃないかって思っていたくらいなんです。どの短歌も、本当に言いたいことは結局全部同じ、ベッドの歌と同じなんです。
だから、穂村さんのいう「ワンダー」を何とか工夫したいと思っているのですが、なかなかうまくいかなくて。
とりあえず、それぞれのモノをどう捉えたかっていうところを書いてみます。
ティッシュペーパー
二枚一組になっているくらい薄くて頼りない。水につけるとすぐ破れるのに、溶けないのでトイレに流してはいけないことになっている。街で配られる程度のものだけど、実は生活必需品。
→おとなしく見られるが本当はいいたいことがたくさんある。どうでもいい人間のように扱われていて不満だけど、それを主張できない。
レジ袋(ゴミ袋)
昔はタダでもらっていたのに今は5円とかつけられて、いやいやながらそれを払っている。
→命を延ばすために弁当を買って、5円払ったレジ袋に入れて持ち帰る。
生きているだけでゴミが出る。逆にいうとゴミを出すことしかできない。
廃線
使われなくなって用をなさないのにそのまま放置されている。
だけど、電車が通らないので上に寝ていても大丈夫。

時間が経つと錆が出て、触ると指が汚れる。
→無駄に長く生きてしまって、使えなくなる上に見た目も悪くなっていき、他人に迷惑をかけるだけの自分。

「廃線」からは、一首できました。

廃線に寝そべってみる 出会うひとみんなわたしを置き去りにする
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 12:56削除
えんどうさま

いやいや、すごいわかる。ぼくも最初はみてみてみてーっていう感じでネットにあげてたら、ある日、「あなたの才能に対してこの歌はもったいない」みたいなことを言われて、はっとネットに出すのしばらくやめて考えてたんです。それで気がついたら、ぼくは結社に入ってましたね。別にすすめるわけではないですけど、雑誌とかだと3ヶ月後とかに載るじゃないですか。「あれ、なんだこれ」みたいな感じで自分の歌を客観的にみたりして、なんかうまく言いえてないなと思ったりして自分の歌を眺めてました。


全然別の歌を出してもいいんですけど、えんどうさんもしかして歌を出すたびになんというか、「あれ、これ同じ歌」みたいな感じにみえるんです。ちょっとずつ歌に込めた思いが変化してたりするんじゃないかなあと思ってます。

えんどうさんいままで出した歌、ほんとうに自分の感情に沿うように改作してみたら、実はとんでもない名歌集が出来ていたりして…。いや、ありうる。ていうか遠藤さんのあのベッドのうたとかすごいいいじゃないですか。

この3首とも、とてもいいので、ほんとは全部やりたいんですけど、

えんどうさんのアイデアもすごい面白くて…。

>具体的なものに託そうとして、ティッシュペーパーとかレジ袋(ゴミ袋)とか廃線とか釘とか、いろいろ考えたのですが、気持ちにうまく寄せることができず、57577にもうまく乗りませんでした。

これだけあれば5首ぐらい出来ます!

まずは気持ちに寄せるためには、その思いついたものにどういう気持ちを乗せたいのか、まず57577にとらわれないでホントにガチで文章で書いてみるといいと思います。その上で、57577というのは所詮後付なんですよ。型ですから。自分の感情が浄化されるかがすごい大事なのです。だから破調でもいいから、57577のまとまり(5つのまとまり)くらいは意識して自由に書いてみるとおもしろいかもしれないです。いま、破調型っていますからね。最初から枠にはまりに行くより、自然な文章でまず、思いついたアイデアを文章にしてみてください。

終わって時間あったら、出していただいた3首も全部なおしてみましょう!!
えんどうけいこさん (9aokytie)2024/10/10 12:41削除
西巻さま

多作かどうかはわかりませんが、推敲の時間が短いというのはおっしゃる通りです。
歌ができると、すぐ出したくなってしまって。
具体的なものに託そうとして、ティッシュペーパーとかレジ袋(ゴミ袋)とか廃線とか釘とか、いろいろ考えたのですが、気持ちにうまく寄せることができず、57577にもうまく乗りませんでした。引き続き考えますが、現段階で最も表現できていると感じるのがこの短歌です。
(また早く出しすぎといわれてしまいそうですが)

現世からわたしを削除しないなら別名で保存させてください
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 21:40削除
えんどうさま

そっかあ。いままで結構大変だったような気がします。なかなか短歌で自分の思いを表現するのって、自然にできるように見えて結構大変なんですよね。だから自分の思ってることがあんまり伝わらないのは結構はがゆい。多分なんですけど、えんどうさんって多作な方なんじゃないかと思うんです。2首出していただいても全然構わないんですが、表現はうまいし、1首1首のなかにえんどうさんなりの文体があるから、一見するといい歌に見えるんです。でも、この2首とも、なんか気持ちがさっきご自身で整理した、文章に匹敵してない気がするんですよ。


「消しゴムのようにその運命を受け入れられず、抵抗したいのに抵抗できない、悔しく悲しい気持ちがあります。たぶん受け入れた方が楽になるのだろう、だけどそうできない、屈したくないという人間としてのプライドのような。」

意味なんか考えないで生きている 葉っぱはどうせ落ちるのだから

柊の耳が墓標になるだろう まもなく居なくなる雪うさぎ

どうでしょう、ちょっと比べてみて、こういう「抵抗したいのにできない」みたいなゆらゆらした気持ちが、2首に入ってますかね…。

1首目は、「どうせ落ちる」しか入ってないし、
2首目も、「まもなくいなくなる」しか入ってないので…。


ちょっと考えてみてください。


ぼくの個人的な意見としては、まずこの消しゴムの歌の気持ちの「眼目」に変わるほどの表現を見つけることのほうが大切だと思います。
いかがでしょう。

もしかすると、これまで結構一首一首の推敲ってかなり早く手放して歌をつくっていたんじゃないかなと思いました(勝手な偏見だったらすみません)でも、内部にかなり抱えてる気持ちがあったら、それを表現するためにあれこれ考えるのって、難しいけど大切な気がする。

まず57577にいきなり落とし込むんじゃなくて、いま「見立て」の段階なのでゆっくり気持ちを託せる道具を探してみてはいかがかと思うんですよね。その辺をえんどうさんの今見た2首に感じました。

ご意見ください。よろしくお願い致します。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/9 18:36削除
西巻さま

いただいたコメントを読んで、先々週くらいにつくった歌を思い出しました。

意味なんか考えないで生きている 葉っぱはどうせ落ちるのだから

わたしの気持ちが伝わるのは、消しゴムよりこちらの方かもしれません。
ですが、せっかくなので新たに考えました。

柊の耳が墓標になるだろう まもなく居なくなる雪うさぎ

2首も出してしまって、ルール違反でしたら申し訳ありません。
1首目については、コメントいただかなくて大丈夫です。
あるいは、1首目については次週に回すということでもかまいません。
どうぞよろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 14:46削除
やっぱりそうですよね。いろいろな気持ちが背景に溢れていると思うんですけど、
えんどうさんのこの文章のほうがあきらかに人間としては共感できるんですよ。

だから消しゴムという見立てだと「消しゴムが運命を受け入れる」みたいな歌になってしまって、
実際の作者の思いとは全然違うのに、「消しゴム」ってかわいいよねみたいな歌にしかならなくて。

もしかするとこの消しゴムという眼目が、あんまりえんどうさんの表現したい思いとかち合って
いないんじゃないか。そんな気がするんです。

ちょっと想像してみてください。

たとえば、ほんとうは受け入れなければならないんだけど、受け入れずにがんばってる。でもすぐ受け入れるのは知っている。
それを表す見立てってないですかね。眼目の道具みたいなもの。

折れなければならないんだけど、折れずにがんばってる。でもやっぱり折れちゃう。

とか

ほんとは落ちる運命なんだけど、落ちずにがんばってる。でも落ちちゃう。

みたいなものですよね。

たぶんえんどうさんも道具を見つけてくる旅が少し必要そうな歌です。

ぜひいくつかあげてみて、なっとくできるもので歌をよんで見てください。
道具立てあげていってブラッシュアップしていっても大丈夫です。

よろしくお願いいたします。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/9 13:35削除
西巻さま

ありがとうございます。
自分を消しゴムに託しているというのはおっしゃる通りです。
が、消しゴムのようにその運命を受け入れられず、抵抗したいのに抵抗できない、悔しく悲しい気持ちがあります。たぶん受け入れた方が楽になるのだろう、だけどそうできない、屈したくないという人間としてのプライドのような。
自分は消しゴムではないから、そんな運命に甘んじたくはない。でも現状では受け入れざるをえない。
「思い」としてはこういう感じです。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 11:38削除
ありがとうございます! ところで、こういう歌最近すごい多いんですよ。
これ、ぼくは心を読むと「えんどうさん」が自分を消しゴムに託して歌っているというのがすごくよく分かるんだけど、歌会に出たら「消しゴム」の話しかされない。「おもしろい消しゴムの歌ですね」って言われたり。それ作者にとってすごい不本意じゃないかな、そんなじぶんの歌だけど面白がられたらOKと思うのかな、という事を考えます。


仕事したあとカスとして捨てられる運命を受け入れる消しゴム

あきらかに省略されてるんですよ。
仕事したあとカスとして捨てられる運命を受け入れる消しゴム(みたいな私)

って。本当の眼目(道具)は消しゴムじゃなくて、私なんじゃないか。でも作者もちょっと迷いがあって、これ私の歌にすると、そんな私って言っちゃうと自分自身もつらいからちょっと消しゴムを出している。

一度ちょっとご相談させてください。

絶対短歌って微妙でデリケートな部分なので、本当に「私」が消しゴムみたいと表現したいのか、それともちょっとそれはいいにくいのか。

まず「思い」を一度整理すると、表情をどうするか、眼目をどうするかが決まります。よろしくお願いいたします。
返信16
さん (9aioy5g3)2024/10/9 07:31 (No.13982)削除
昨日は先走り、申し訳ありません。昨日のものは再度考え直します。

うつむいた娘の耳に遺伝子の螺旋が見えてわが耳触る

まず自分はテーマ追いをするのではなく、過去自分が作って、うまく言葉にできなくて、それでも何度か試しているものを選んだほうがよいのではないか?と、昨日の記事や前回の他の方へのコメントを改めて読ませていただいて気が付きました。上記は半年ほど前から寝かせているもので、今回作り直しました。

いつもは髪で隠れている娘の耳と自分の耳が「え?私の耳なの?」というくらい大変によく似ていると、ふとした時に気が付きました。
そこだけDNAの螺旋状の構造図が私と彼女で重なっているものが多い、またはほぼ同じんだなと思います。耳以外では自分と同じ感をこれ程まで強く感じたことはありません。
子がこの先どんな人生を歩むのかな?とか、自分と同じようになるのかな?とか、自分の耳も先祖の中にものすごく似ている人がいたのかな?とか、耳をたまに見るたびに色々思います。
長々書いてしまいました。
宜しくお願いします。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/11 10:45削除
じゃあほのかの歌だけしまって、あとは片付けないで自由に改作してみてください。火曜日までいつでも控えております!
さん (9an2t3d5)2024/10/11 04:17削除
わっ!ありがとうございます!
でも、今回2の地下鉄のものをすべて作っていく過程で思ったこと気がついたことがたくさんあったので、もう一度、1と3のものも「耳に対する最初の感情」から自分でまずは整理して自分でできるところまで考えてみたいと思います。
締切内に西巻さんに質問したいことが出てきたら、このスレでお聞きしていいですか?
中途半端な状態で預けてしまって申し訳ありません。よろしくおねがいします
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 22:11削除
おっ。なんかいろいろすっとばしましたけど、今回しまっちゃって大丈夫ですか?
他のもやります?
さん (9aioy5g3)2024/10/10 19:58削除
ありがとうございます。

子の耳に私の耳が重なって地下鉄の窓にほのかに映る

こっちのほうがしぶーくすてきです。
今回、ここに到達するまで色々自分なりの発見があった気がします。
ありがとうございます✨
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/10 19:04削除
子の耳に私の耳が重ねあわせほのかに映る地下鉄の窓

子の耳に私の耳が重なってほのかに映る地下鉄の窓

絶対下のほうが自然です。重ね合わせるっていう言葉長いし…。

これ、ものすごいいいんですよ。誰が見てもいい歌です。

ただぼくからみると95%くらい完成しているけど、5%気持ちが足りないの。

それは、ほのかっていうやさしさです。

子の耳に私の耳が重なって地下鉄の窓にほのかに映る

こっちのほうが、心情がかんじとれて、しぶーくいい歌に見えません。
いかがでしょう!
さん (9aioy5g3)2024/10/10 18:33削除
何度も申し訳ありません。

投稿する歌の肝心な箇所を修正していないバージョンを送っていました。

子の耳に私の耳が重ねあわせほのかに映る地下鉄の窓

上記に訂正してください。
宜しくお願いします
さん (9aioy5g3)2024/10/10 17:23削除
↓下の投稿は竹です。間違えました。申し訳ありません
匿名さん (9aioy5g3)2024/10/10 17:22削除
西巻さん、2の語順を直した案です。
いろいろ組み替えてみましたが、地下鉄の窓が最後にあるもの、これで決めたいと思います。

子の耳に私の耳が重なってほのかに映る地下鉄の窓

西巻さんが仰ってくれたように、なるべく一人の目線を意識して語順を並べたつもりですが、どうでしょうか?
ほのか、やさしく、ほんのりで迷ったのですが、ほのかにしました。変な演出になっていないでしょうか?

何か足りないのではないか?と思ってしまっていますが、どうぞ宜しくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 22:14削除
あああ。なるほど―――。以外と見直しの段階で、作者の立場と読者の立場で分けて考えるのはすごい難しいと思いました。
竹さん自身が「アイデア先行、猪突猛進型」な作者なのは全然いいことなんですよ。だけど相手に伝えるためには、読者は必ずしも竹さん自身の立場でみているわけではないということを尊重してあげるのが大事なような気がいたします。


まず2の歌に対してのコメントからです。

地下鉄の窓に映った我が耳に子の耳重ねる元気でいてね

これ、いや、多分、窓に映る耳はすごい魅力的なんですよ。でも、短歌って575+77(31音)で、私が書く文章じゃないですか。まず散文としても自然にみえるようになって、はじめて韻文のよさがでてくる気がいたします。

アイデアって、意識(頭で考えること)なので、意識的にやってる感じが出るということです。

例えば、「窓に写った我が耳に子の耳を重ねる」って、これ意識的にやったの? っていう感じがするんですよ。つまり、窓に写った自分の耳に、(意識して)子の耳を無理やり運んできた、みたいな文章にもみえるんです。「ええ、子ども可愛そうみたいな」。

だから、自然にするには「地下鉄の窓に写った子の耳に我が耳を重ねる」のが自然なんじゃないかな。

もうひとつはひとりの私が自然に書いた文章なら、最後までひとりの人が書いているのが前提ですよね。

そこで、やっぱりおっしゃるとおり、いきなり、「元気でいてね」って言葉が入るのは、ちょっと完結性が違うので、不思議にみえるんですよ。

そんなところかな。

ちょっと1,3については、時間的に難しいんですが、またのちほどコメントさせていただきますね。

まず2はなるべく「ひとりの私が自然に書いた文章で最後まで終わる」のを意識して、ちょっと語順を直してみてください。
これだ! っていうのが見つかったら、1案でいいです。なるべく心に沿う形で出してみてとりあえず2をうつくしく仕立てましょう。
(最大3案まででお願いします)
さん (9aioy5g3)2024/10/9 20:32削除
そうなんです。
私は全てにおいて、アイデア先行、猪突猛進型で、そこをどうにかしたいので、西巻さんの言葉、身に響きました。
本当にありがとうございます。

1は、同じ耳山が並ぶ絵面から言葉を引っ張り出したので、同じ耳と断定したのは、少しずつ違う耳が続いていく、不思議だなぁと思っている自分の気持ちが完全に置き去りになって絵面だけ整えて、自分でも実感が感じられないと思いました。

3は耳の家系図というアイデアに全てくっつけて、女系を出そうとした仄暗い気持ち、あまり自分の耳が好きではないのに好きとか嫌いとか関係なく組み込まれてしまう嫌さ、それが続いていくかもしれない嫌さを置き去りにしていると気が付きました。

耳山の目立つ形が嫌なのに子も同じ山を髪で隠してる
累々と続いてきたのか尖り耳起点は誰かそれが知りたい

上記のきもちが残るのではないかと思いました。
自分のきもちを整理したくて書いただけなので、上のふたつはスルーしてくださいね。

そして、2の歌ですが、、

地下鉄の窓に映った我が耳に子の耳重ねる元気でいてね

2の歌は最初の「窓に映る耳が同じ」というのに、自分でも違和感があり変えましたが、どうでしょうか?
そして、この我が耳に子の耳を重ねるというのが「我が顔に子の耳重ねる」の方が自分の中で自然な気がするのです。でも、そうすると最初の「耳が続く」から外れていくような気がしています。
どうすればいいのか迷っています。
それから、元気でいてね、というのは直接的すぎ、唐突でしょうか?

長々、書き連ねました。
宜しくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 16:15削除
いやいや。歌人はこころがわかりますから!
道具が見つかってよかったです。

3首拝読。

形にはこだわらず、心に沿っているのが大事ですから、こういう改作はものすごい大事です。

2 3
どちらも歌になりそうですね。この二つをこのまま仕立てに入っちゃいましょうか。


1は 分かりにくいなあ。と思います。めっちゃご自身の「耳ドミノ」が省略されてしまっているので、
本宅の先祖の写真の耳同じ

えっ。って思います。
ちょっと作者の説明がいります。

まずこれ何が省略されているか、ご自身の書いたものと照らし合わせて指摘することって出来ますか?

よろしくです。


2.3はどちらか一つというより、2をやりましょう。2はすごい惜しいんですけど、これ一回2で歌を整えて見てください。
2に関しては、整えるにあたって、わからないことは竹さんの側から私に質問をしてみてくださいね。



3も形はできているんですが、ちょっと急ぎすぎてるので、道具がぽんぽんぽんぽん出てきて、読んでて心が自然にわからず、最後意味でつながっちゃうみたいなところがあります。要注意です! これも、3で言いたかったことをまたご自身で文章に1と同じようにしてほしいんですけど、、どうしても竹さん発想がほとんどアイデアできてしまっているので、自然な短歌になりづらいんですよね。

ご自身で「どれがアイデアでいらない箇所か」をまずきづけるかが課題です。ちょっと探してみましょっか。
ご返信お待ちしています。

よろしくお願い致します。
さん (9anba1zx)2024/10/9 15:22削除
西巻さん、ありがとうございます。
耳ドミノと言って全然わからないと言われたことがあり、極度に不安になってしまって「伝わりますか?」なんて失礼な言い方をしてしまい申し訳ありませんでした。
西巻さんの「耳が続いているのが眼目」という言葉で、自分でも自分の「道具」がわかっていませんでした。感動しました。
道具が「耳が続いている」とわかった途端、先週やってきたことが頭だけじゃなく身体感覚として少しだけ繋がってきた気がします。
「耳が続いている」とわかると、先祖代々の「耳が続く」おかしさ、好きとか嫌いとかの自分の意志とは無関係に自分もその「耳が続く列」の中に入ってしまうおかしさ、ほんのりした温かさを描きたかったんだとやっと気が付きました。
多分、、これからも道具取り違え事件が何度も発生しそうです。
事故発生率下げられるよう気を配っていきます。

「耳が続いている」3首

1,本宅の先祖の写真の耳同じ 耳山並ぶ私もそこに
2,地下鉄の窓に重なる我と子の耳が同じでどうか元気で
3,子も母も私も祖母もとがり耳こころに描く耳の家系図

どれも最初のものとは全然違う形になってしまいました。
よろしくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 12:10削除
おっしゃりたいことはわかります。たとえば葛原妙子さんの歌で、「累々と子」って言うのがあります。

奔馬(ほんば)ひとつ冬のかすみの奥に消ゆわれのみが累々と子をもてりけり

のところを「累々と耳」と言っているような言い換えでとらえるみたいな感じかな。耳ドミノ。

そうすると、いろいろな思いが去来したけど、DNAの構造図は眼目ではなくて、耳が続いているのが眼目ということになります。
人間の思いって図にはかけないので、どうするかですね。ほんとに娘さんを入れるかどうか。シュールな感じにして、耳がドミノしているって歌っちゃうか。

それとも最初の案のように、娘さんの耳で思いついたという事実をきちんと入れるか。

ちょっとどうすれば作者の意に沿うかわからないのですが、やりやすいのは娘さんを残す方ではあります。
竹さんがどのようになさりたいか、ちょっとお考えになられてこんな感じという3案をお出しになられてください。
さん (9an2t3d5)2024/10/9 11:25削除
ありがとうございます。

「思いの焦点をしぼってみる」
先祖代々の「耳」が続く不思議さ、ビジュアルにすると、

1,自分の耳ととても良く似ているのだけど型の少しずつ違う耳のドミノがずらーっとぐるぐるに並ぶ大きな体育館のようなところでドミノ倒しをやっている。耳ドミノは後ろを向いて並んでいる。倒れるのは人間が立っているイメージで言うと後ろに倒れ込む感じ。音はしない。
2,その耳ドミノは誰が何の目的で作ったのかは知らない。
3,自分の後ろが娘であるというのだけは知っているが、娘の後ろにドミノがあるのかどうかさえも私からは見えない。

今自分で箇条書きにして、1目線と3目線は全く違うのに、ひとつの文章にしようとしていたのかもしれないと思いました。

(今、箇条書きにして気がついた自分の整理)
・上記1と2のイメージ→人間がずっと続いている不思議さ、それを操作している存在の不思議さをぼんやり思っている気持ち。
・上記3のイメージ→これは耳ドミノとはあまり関係がない、というのも、私はドミノになっているので、全体像がドミノであるかどうかもわからない。
この3のイメージからは、耳の似ている娘が将来どんなふうになるんだろう、自分の耳ドミノの嫌なところ(耳が薄くてとんがっている)が似ちゃって後々面倒なことに遭遇しませんように、という気持ち。

「耳ドミノ」という言葉、伝わっているでしょうか?
この1〜3の気持ちの中では、1,2の「耳ドミノ」の不思議さをぼんやりと思っている気持ちが一番近いです。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 08:16削除
投稿ありがとうございます! アンケートもありがとうございました! よろしくお願い致します。

このお歌は、まず眼目は「遺伝子の螺旋」なんだろうなと思います。「DNAの螺旋状の構造図」が同じだというのを、娘さんの耳を見て、自分の耳に似ている。というのが一つ大きな気付きですよね。


でそれを見て、「子がこの先どんな人生を歩むのかな?とか、自分と同じようになるのかな?とか、自分の耳も先祖の中にものすごく似ている人がいたのかな?とか、耳をたまに見るたびに色々思います。」


このお気持ちを入れたいんだと思うんですよ。ただ歌を見ていると、「じぶんの耳を触った」というのがわかるけど、どんな気持ちでさわったのかが見えなくて、すごいいろいろ感じた「気持ち」があるくらいがやっと分かると思うんです。

・子がこの先どんな人生を歩むのかな?
・自分と同じようになるのかな?とか、
・自分の耳も先祖の中にものすごく似ている人がいたのかな?とか、
・耳をたまに見るたびに色々思います。

ご自身でもおっしゃってますけど、いろいろあれこれ感慨が浮かぶわけですよね。この感慨を「いろいろ」ではなくて、読者に伝えるためにはなにを感じたのかを一個に絞ることだと思います。

・先祖様から代々耳が続いているのを思った
・子供が将来どんなふうに育つのかを耳に思った
・子供と自分が同じような(なんだろう)になるかもと思った。

これ、歌の眼目になるところなので、どんな思いを持ったか一番キーになる思いをぜひ整理して一つ、お話なさって見てください。

ちょっと一度歌を作らなくても良くて、思いの焦点をしぼってみるのがやり取りの課題です。
よろしくお願いいたします。
返信15
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/9 15:20 (No.14034)削除
西巻さま
こんにちは!
すみません、第二回を拝読したのですが、お題は、このまま「旅」または自由でよろしいのでしょうか?
よくわかってなくて、滑り込みで参加させてもらっているようで、それも重ねて申し訳ございません🙇‍♀️

自由詠で詠んだ歌です。
よろしくお願いします。

今 リンとなった風鈴澄みわたりしまい忘れた夏をつれゆく
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 15:59削除
あー。スミマセン! 書くの忘れた。お題は自由で大丈夫です!
このままコメント書かせていただきますね。

眼目がとてもきれいな歌ですね。風鈴。しまい忘れた夏。

心の部分だけをとっていくと、いま多分作者がいるのは「夏」ではないんですよね。
でも急に風鈴が鳴った感じ。それで(自分のなかに)しまい忘れた夏が去っていた、みたいなイメージのお歌な
のかな、と思いました。 これだいぶいい歌になるんですよ。もうこの道具のつかみはほんとにバッチリです。

あとは自分のなかでわかって読者を置き去りにしている箇所がないか、一個一個チェックしていく段階だと思います。

この歌、眼目はもう決まったので、もう【仕立て】に入って大丈夫です。

この段階だと、風鈴がなった (ふと、自分の心の中におきた出来事が)しまい忘れた夏 をつれゆくことだった

という感じなんですが、ご自身で客観的に読んで不自然な箇所がないかチェックしてみてください。
読者としては少しわかりにくいなあと思います。

この歌このままの道具でいいので、本来の自分の言いたかったことを文章にしてみて、客観的に見て、自分の歌が
その思いを言えているかをチェックして、私に文章の形で見せてみてくださいね。よろしくお願い致します。
返信1
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/6 17:29 (No.13709)削除
西巻さん

お忙しいところ、ご返信いただき、ありがとうございます。

まだ短歌になっていないとおっしゃっていただき、すっきりしました。
自分が、自信をもって、「これはわたしの短歌です」と皆さんに胸をはって読んでいただけるよう、がんばります。どうぞよろしくお願いいたします


西巻さんにいただいた宿題、「閉鎖空間をモノに見立てる」。
考えてみました

↓↓↓

真夜中の冷蔵庫(冷凍庫)

だれもいないロッカールーム

一番上に着いたときの
観覧車のかごの中(てっぺんは空しか見えないので、閉鎖感がある)


閉じたまぶたの中

ボトルシップ

スノードーム(叩き割ったら、外に出られるかも)

まだ考えられそうなので、思い付いたらここに書きます。

読んでいただきありがとうございます!
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/9 00:07削除
ありがとうございます。実はですね。ごめんなさい。もしかして思いっきり勘違いなさっていたら申し訳ないんですが、
「スノードームの中のわたし」の想いを書くのではなく、「スノードームのなか」というのがとにかく伝わればいいと思います。
ちょっとこれだと袋小路な感じがします。読者がわたしが「スノードームの中にいる」ことが全然わからないからです。


だから「わたしがスノードームのなかにいる」というのがきっちり伝わればもうこの歌出来てる感じがするんですよ。

すいません回り道させてしまって。。。


たとえば

てのひらのスノードームの中にいてそこからずっときみを呼んでる

きみの手のスノードームの中にいてそこからずっと叫んでいるの

とか。

これだと読者が、あっ、スノードームみたいなちっちゃいところからきみを呼んでる(くらいの恋なんだ)

っていうことがわかりません?


ちょっとスノードームって音数が多いから入れにくいんですけど、まず読者がわかるのが第一ですし、
これしかも眼目はスノードームというモノに託してる歌だと思うんです。


眼目は絶対に省略しないで、入れるのが勝負だ、とおもって意地でも入れてください。

ちょっとこの経験を活かしてまた明日から次回が始まります。
今回この思いはしまって大丈夫でしょうか。


歌人は人の思いを大切にする生き物なので、初心者だろうが先生だろうが気持ちの取り扱いを雑にはしないです。

次回から10月15日0:00までにこのやりとり完了が目標なので、よろしくおねがいします。
このスレッド片付けしましょう。

次回から別のスレッドにお願いいたします。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/8 23:50削除
西巻さん
こんばんは


こんな素人のわたしの短歌づくりに、こんなに丁寧に付き合ってくださり、恐縮です。心より感謝いたします。ありがとうございます。

今日のご投稿で、アンケートを募っておられましたね。必ず回答させていただきますね。

さて、スノードームの中のわたし、
3案考えました。


①手のひらにのせて眺めてみてほしい
叶うことないガラスの向こう

②手のひらにのせて眺めてみてほしい
来世も雪は降ってるだろうか

③手のひらにのせて眺めてみてほしい
雪の温度は伝わりますか

④手のひらにのせて眺めてみてほしい
きみの体温感じたいから


【説明】
相手との具体的な距離感を描写する、という課題をいただきました。
いざ、考えてみると、それが結構難しく。
わたしの思いばかりが前面に出てしまい、
具体的な描写になっていない気がします。

①具体的、というと、これが一番近い気がします。ガラスの向こうには行けない。二度と触れることはできない。近くて遠いきみが恋しい、みたいな。あと、ガラスという言葉を入れて、スノードームをイメージさせたかった。

②今世で一緒になることはない人。来世は一緒に雪をみたいね。雪という言葉をいれて、スノードームを表したかった。

③これも雪を入れたかった。スノードームの中で降る雪は、実際に降る雪と温度が違う。相手に手にとってもらって、スノードームの中の温度を、わたしの存在を、感じてもらいたい。

④わたしはガラスの中にいる。きみと一緒になる夢がかなわないのなら、せめて手の温もりだけでも感じたい。

いかがでしょうか。

よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 16:28削除
ものが出てぐっと個性的になりました。
こっから「仕立て」の段階に入りますね。

実は3案だしていただいて、一番いいなとおもったのが1です。

2と3は、スノードームの大きさがわからないんですよ。スノードームって大きさがすごい大きいものと小さいものがあるじゃないですか。

2は、人ひとり入る大きさのスノードームなかなのかな、って思ってしまう。

3は、スノードームのどこでおきたできごとなのかとおもってしまう。

1は手のひらサイズだってわかります。だから、ああこれが「きみ」と「わたし」の距離感だったんだ、ってバッチリでています!

変な話恋の歌の場合、じつはもう「会いたい」とか言わなくても、「きみ」がでてきた時点で、だいたい「恋してるか、失恋したか」がわかります。なので、自分の気持ちを書くよりも、具体的な距離感とか、そういうのをきちんと「描写」してあげるほうが、いい歌になる可能性高いです。

実はまねきねこさんは、すごい文才があるとおもったのであえて例は出しませんが、


手のひらにのせて眺めてみてほしい わたしの涙は降り積もる雪

この歌、上の句はすごいいいんですけど、下の句でまた別の「私の涙」を道具でだしてしまったので、どんな距離感なのかわからないです。「あれ、涙が雪になる歌だったっけ」と思いました。

だから、これ手のひらサイズのスノードームのなかにいるわたしをイメージして、上の句そのままで、下の句にどんな行為が入るか、彼がどこにいるのか、関係性の歌にしちゃったらどうでしょう。

すごいユニークな歌になりますよ。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/8 15:48削除
西巻さん
こんにちは

3つ考えました!


①手のひらにのせて眺めてみてほしい わたしの涙は降り積もる雪

②いつまでもスノードームの中にいてきみが降らせる雪を待ってる

③もう二度と逢えないけれどここにいるスノードームの雪の足跡

【補足説明】わたしはスノードームの中にいて、すきな人に逢いたい(というか触れたい)けれど逢えない。一緒になることはできないけれど、わたしのことを忘れないでほしい。スノードームといえば、雪。誰かが手にしてくれたら、その振動で雪が舞います。そのドラマチックな感じも伝えたくて。さらに、雪にわたしの気持ちを託したい。


①はかなり説明的ですが、端的に言えばこういうことだというのをお伝えしたくて、残しました。

②は、スノードームの中で舞う雪を表現したかったから。

③悲しい恋を表現したかったから。

以上です。

添削、推敲、ご意見、ビシビシしごいていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 07:56削除
すいません。見落とした。このまま続けて大丈夫です。スノードームのなかのわたしで投稿してくださー――い。しばらく続けていいです!!!
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/8 07:40削除
西巻さん
おはようございます。

昨日の朝にこちらから投稿させていただきましたが、どうすればよろしいでしょうか?

もう締切ということでしょうか?
お返事いただけると幸いです。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/7 07:23削除
こんばんは

道具ひとつひとつについて、とても丁寧にお応えくださり、ありがとうございます!

ロッカールームの3つの短歌、拝読しました。ロッカールームから海に繋がるとは。。。

閉鎖的なロッカールームから出たら海だった。でもその海も開放的な明るい海ではなく、名も知らぬさびしい海。わたしの心象風景にぴたっとはまります。

2首目は、潮のかおりだけがしている。誰か海にいったのか?ロッカールームと海はどこかで繋がってる?もしかしたら、ずらりと並ぶステンレス製ロッカーのどれかひとつが海に繋がってるのかも。。。みたいに、不思議な感じのする、想像が膨らむ歌ですね。

3首目は、あえての「さびしい」。ロッカールーム開くたびに海が見える。さびしさを掻き立てる海。ここでも海はさびしい。

すみません。語彙力がなく、感想をうまくお伝えできなくて。

でもどれもきゅんとする素敵なお歌でした。ありがとうございます。

読む人をロッカールームから海につれていく、海を感じさせる。そういう、飛躍した導きを、わたしもできるといいのですが。。。

さて。
とじたまぶたの中

スノードーム

まぶたの方でいこうとおっしゃっていただき、ありがとうございます。

まぶたとスノードームを比べたとき、スノードームの方を詠んでみたいと思いました。

ご提案くださった「スノードームの中のわたし」というテーマも、とても興味があります。

これは、テーマの「旅」に絡めるのではなく、「スノードームのなかのわたし」をテーマにする、ということですね?
できればこのテーマで、スノードームで進めさせていただけると幸いです。

せっかくまぶたをおすすめしてくださいましたが、わたしの思いが強すぎて、しんどくなってしまいそうです笑
まぶたはもう少し自分の中でもあたためて、いつかじっくり取り組んでみたいです。

よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/7 01:46削除
あ、すいません。どちらの道具にするかおきめになってお知らせください。選べないときは選べないでも可です。よろしくです~。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/7 01:44削除
ありがとうございます!

まねきねこさんってすごい感情表現が豊かな方ですね!この道具に対する思い入れの強さがどの文章も伺えて、すごい感動しました。掛け値無く、感情強い方は短歌で人を感動させることが出来ます!!

自信をもって続けられてくださいね!!

で、まずコメントのコメントでーす。


●とじたまぶたの中
目を閉じた世界。目をとじていると見たいものしか見なくていい。想像だけで見たいものが見える。思い描けます。SNSって、そういう世界なのかもしれない。
目を開けてみる。こわいなぁ。見たくないものまで、見えちゃう。でも、リアルな相手、虚像ではなく、実像を見てみたい気持ちもある。これはスリリングな冒険。
あと、とじたまぶたの中。この言葉は、寂しさや切なさ、悲しさに結びついて、なぜだかわからないけれど、涙が出てしまう。


これはですね、今回これで作ってみましょうか。ご自身が一番涙がでるほど感動したせっかくの道具なので大切に大切に遊ばせてもらいましょう。


あと他の道具ですね。これも全部個性的な感じになります。ご自身のなかにすべて答えがあるんですよ。


●スノードーム
これはどうだろう。中の世界は雪がふんふわ舞って楽しそう。メルヘン。夢の世界。それ自体は今回、わたしが謳いたい世界ではないけれど、それが絶対に出てこられないガラスに閉じ込められている悲しさ。「叶わなさ」「切なさ」はすきです。表現できそうです。


これはですね、「スノードームのなかのわたし」みたいな感じでもひとつの歌になるんですよ。これもおもしろいので、これでもいいですよ。


あとは1番大事なものを投稿にだしたいとか、なんかご要望があるなら、一番じゃないこちらでやるとか、逆に一番大事なもので作って落とされたりしたら傷つくから嫌だとか、そういうお気持ちで、どちらかにするかお決めになってください。どちらでも大丈夫です。



●真夜中の冷蔵庫
昼間は誰かしら開けたり閉めたり忙しい。だけど夜中は誰も開け閉めしないので、中に閉じ込められた食材たちは出てこれない。時折、製氷機の氷がゴトゴト落ちてくるのが、「ぼくはここにいるよ」と言ってるみたい。さびしいよって聴こえます。この「寂しさ」は、わたしの気持ちに近くてとてもいいと思います。
でも今回、「旅」「閉鎖空間から出ていく不安、期待」と結びつけるのは少し難しいかもです。仮にこれにするとして、どんな歌になるのか、自分で想像できないです。

これはですね、これも歌になります。不安強めの感じ。冷蔵庫だけだと「閉鎖空間」という感じがしないですけど、(冷蔵庫に入ってたらホラーですよね)

でも冷蔵庫のなかの卵とかにこころを投影すると、なんか自分のこころが見えてきませんか?


あれ?


穂村弘さんという歌人が、同じようなことを歌ってました。


ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は

これいま教科書になってます!ということは、ちょっとがんばると教科書級の歌になってたってことですよね!

今回はとりあげませんが、道具の見つけ方すごいウマいです。



●だれもいないロッカールーム

今日仕事で、ロッカールームで着替えながら、これを道具にしようと思い付きました。カードキーがないと中に入れない。男子禁制。外から閉鎖されている。

ただし、このロッカールームって、女性しかいない。SNSを閉鎖空間とするならば、そこはいろんな人たちがうごめく魑魅魍魎な世界。それとロッカールームが結びつかないです。(少しこんがらがってきました)


だれもいないロッカールームもすごい魅力的な道具なんですよ。ロッカーという箱がたくさん並んでいて、閉鎖空間という感じがします。

たぶん混乱なさっているのは、女子のロッカールームって、仕事の残像が残っているからじゃないかな?

ふつうに誰もいないロッカールームだけだと、結構閉鎖空間で寂しそうな感じがしますよ。


ちょっとぼくも作ってみました。

誰もいないロッカールームをでてみたら知らない海につながっていた

なんか味わいありません?

あとちょっと味わいが強いので、ほんのり表情をつけるのも面白いです。


誰もいないロッカールームにほんのりと潮の匂いがただよってくる


これ、うすーいけど、味わい感じるって感じしません?これ通向けです。


誰もいないロッカールームを開くたび海がみえるの
とても、さびしい


これは「さびしい」という感情をいきなり出してぎょっとさせる感じ。これも美味しいです。味わいあります。

また今度作ってみてくださいね――。
まねきねこさん (9ai8blae)2024/10/7 01:14削除
西巻さん こんばんは

ご返信ありがとうございます。

西巻さんのメッセージ、とてもよく理解できました。わたしが見立てた道具を、不安感強め、期待感強め、に分けてくださったおかげで、自分がどんな気持ちで、どんな歌を詠みたいのか見えてきました。

他にも道具を探すと申しましたが、西巻さんに、個性的だと褒めていただけた道具たち、せっかくなのでそれを突き詰めて考えてみました。

●ボトルシップ
わたしの気持ちとしては、ボトルシップのような前途洋々な気持ちではない。

●スノードーム
これはどうだろう。中の世界は雪がふんふわ舞って楽しそう。メルヘン。夢の世界。それ自体は今回、わたしが謳いたい世界ではないけれど、それが絶対に出てこられないガラスに閉じ込められている悲しさ。「叶わなさ」「切なさ」はすきです。表現できそうです。

●真夜中の冷蔵庫
昼間は誰かしら開けたり閉めたり忙しい。だけど夜中は誰も開け閉めしないので、中に閉じ込められた食材たちは出てこれない。時折、製氷機の氷がゴトゴト落ちてくるのが、「ぼくはここにいるよ」と言ってるみたい。さびしいよって聴こえます。この「寂しさ」は、わたしの気持ちに近くてとてもいいと思います。
でも今回、「旅」「閉鎖空間から出ていく不安、期待」と結びつけるのは少し難しいかもです。仮にこれにするとして、どんな歌になるのか、自分で想像できないです。

●だれもいないロッカールーム
今日仕事で、ロッカールームで着替えながら、これを道具にしようと思い付きました。カードキーがないと中に入れない。男子禁制。外から閉鎖されている。

ただし、このロッカールームって、女性しかいない。SNSを閉鎖空間とするならば、そこはいろんな人たちがうごめく魑魅魍魎な世界。それとロッカールームが結びつかないです。(少しこんがらがってきました)

●とじたまぶたの中
目を閉じた世界。目をとじていると見たいものしか見なくていい。想像だけで見たいものが見える。思い描けます。SNSって、そういう世界なのかもしれない。
目を開けてみる。こわいなぁ。見たくないものまで、見えちゃう。でも、リアルな相手、虚像ではなく、実像を見てみたい気持ちもある。これはスリリングな冒険。
あと、とじたまぶたの中。この言葉は、寂しさや切なさ、悲しさに結びついて、なぜだかわからないけれど、涙が出てしまう。

以上です。長くなり、大変申し訳ありません。上記をご覧いただき、次に進んでいければと思います。よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 18:50削除
ありがとうございます!戻りました。

そうそう。こういう理由の部分ってすごく大事だから詳しくお話すると、公園の砂場で遊んでいるような感じだとお考えください。

みんな道具を持って来るけど、「道具がどこにあるかわからないもやもや」をお持ちだったんじゃないか、と思うんです。

実は感情とか、「うれしい」とか「かなしい」とか結構みんな同じ言葉になっちゃうので、「うれしいかなしい」だけで言うのは結構ありきたりになりやすいです。(ぼくでもなります)

だからモノを持ってくると、個性が出やすいんですよ。公園のブランコ「っぽく」楽しいとか、困ったときは常に考えていただけると深い深い言葉になります。

今回の「閉鎖空間をモノに見立てる」感情はものすごく深いので、ものが見つかると自分の気持ちをすごいよくあらわす短歌表現になります!!




で、言葉拝見しました!


すごいいいですよ!!!!

どれも個性的で。

真夜中の冷蔵庫(冷凍庫)

だれもいないロッカールーム

閉じたまぶたの中

これはものすごいいい歌になります。不安とか期待を入れられそう。やや不安強めです。


ボトルシップ

スノードーム(叩き割ったら、外に出られるかも)


こっちはやや期待強めの表現です。あと他に自分で出してみて、どの道具を使ったら気持ちを言い表せるか、ぜひやってみてくださいね!

ここから57577にいれる練習をして見ましょう!

全然個性的じゃないですか!!!
おもしろいですよ
返信11
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/6 12:59 (No.13686)削除
はじめまして。
noteから参りました。
推敲、添削、ご意見、すべて希望します。

投稿
キラキラは いやだと閉じた 俺の目を こじあけるのか? 旅の広告
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 23:43削除
ありがとうございます。
まつしろさん、できれば自然な文章でお願いします。

この前落語に言ってきましたが、伝統的な演芸の方は「コンビニ」とは絶対略さずに「コンビニエンスストア」というそうです。「ファックス」は「ファクシミリ」だそうです。お客さまの前では略し言葉は使わないという気概を感じました。

短歌もそういうところがあって、現代風俗を写すからコンビニって略してもいいんですが、助詞を抜いたり、意味がとれない略称は意識してひかえていただけると嬉しいです。


たのしげな「旅広告」

これは「旅の広告」とか、「旅行広告」はいいますが、旅広告はちょっと言わないかもです。

ぜひご自身のふつうの文章との差も意識されてください。

おそらく散文にすると、

楽しげな旅の広告をみないふりをした流浪の暮らしを選んだ俺は


ではなく、


流浪の暮らしを選んだ俺は楽しげな旅の広告をみないふりをした

ではないでしょうか。

なんか57577に合わせようとしてこの形に無意識にした気がするんですよ…。

文章として読んでもおかしくない575+77なら大丈夫です――。


まつしろさんの案を活かす場合、

楽しげな旅の広告はみないふりで俺は流浪の暮らしを選ぶ

という感じですよね。


多分これだと普通に文章なので、もうちょっと工夫が必要ですけど、ちょっと時間的にいっぱいいっぱいなので、ごめんなさい。たとえばの作例を出して今回はしまいます―。

・中吊りの広告が推す旅なんか見ないぞ俺の人生は旅

(漂泊ってさすらいのかっこいい言い方です)

・漂泊の旅を続ける 楽しげな旅の広告見ないふりして



2案だしました。眼目は「具体的な心を託すもの」なのでほんとうはそこに心を託すのですが、ちょっとイレギュラーな形になっちゃいました。次回もよろしくおねがいします。

ではこのスレッドは片付けます―。次回は新しいスレッドにお願いします。
松代 守弘さん (9aivtxba)2024/10/8 22:05削除
たのしげな旅広告はみないふり流浪の暮らし選んだ俺は

いただいたコメントを踏まえて、もうひとつ詠んでみました。
講座2回めの記事を参考にしつつ、自分の感情を言葉にして、それを歌に詠む流れを意識してみました。

よろしくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 17:27削除
ありがとうございます。それ今後のテーマだと思います。「俺の旅はこういう旅だから」っていう意識を持っていると、その旅広告にいらついた気持ちが読者にもわかる気がするんですよね。

もう一回歌に戻すと、この歌って、「キラキラな旅の広告」にイラついたっていう歌だと思うんですよ。

それにひきもどされるっていう内容なので語順を整序すると、ちょっともう一つ二つ足りない感じがする。

私が見落としていただけなら申し訳ないんですが、

もともとのお歌は、

「ほんとうの旅がしたいけど、キラキラな旅の広告につい目を向けさせてしまう」

という内容で終わってしまう気がするんですね。

だから歌の眼目をもう一つ作って、ちょっともう一案くらいだしてみただけると助かります。

よろしくお願いいたします。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/8 16:30削除
コメントありがとうございます。
屈折はかなりあって、しかもその屈折やら鬱屈をさらに拗らせた自覚があります。
現実から逃避したいがそうも行かず、せめて自分だけの聖域をつくって引き篭もりたいが、現実がどんどん浸透してきて、そこからも逃げ出して、それの繰り返し。

自分にとっての旅とは、現実に強いられてやむを得ず荷物をまとめる幻想への逃亡、あてどない漂泊の日々と同時に、未来への希望や救済にもなっている。

そんな感じです。
寺山修司が虚構と現実の境界は曖昧で、両者の区別は難しいと書きました。
自分は日常を忘れる気晴らしの旅行を現実から離れた虚構の娯楽と拒み、日常の現実と曖昧に混ざる旅の虚構を目指したいと願っています。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 12:08削除
ありがとうございます! そうそう屈折感があるので、それが意外とまつしろさんの個性かもしれないんです。なんでひねくれているか、屈折しているかって言うと、社会に対して正直じゃないスタンスを本能的に取りたいからじゃないですか。

これはですね。意外とだいじで、

・現実から逃げたいのけど逃げられない
・本当のなにかをずっと探し続ける漂泊、者でいたい

とか、いまどのくらい屈折しているかの屈折感を意識するのがだいじだと思います。これは僕の見方なんですけど、いまの指導では「屈折感を表現してみよう」
くらいで終わると思うんですけど、短歌を作るのは、屈折感が自分の中のことばをどうすれば表現し易いか、ということだと思うんです。

今回は旅広告なんですが、旅と旅行の違いみたいな感じはまずわかって、お仕着せの旅行パッケージみたいなものと自分の旅は違うって言ってるんですが、その旅はどんな旅なのか、ご自身で意識してみたことってありますか?

山頭火みたいなことかな、って一瞬思うんですけど、ぜひ散文でもいいので教えてみてくださいね。
松代 守弘さん (9alkk6wt)2024/10/8 10:07削除
まず散文からお送りします。

旅は好きでもチャラいキラキラ旅広告は嫌い。旅は遊びじゃないんだ。いや娯楽だけど。

お見立てについては半分当たりです。
独りよがりのひねくれて矛盾した思いを詠もうと苦心惨憺しましたが、その無理矢理感が出ているようですね。

また、字あけについては、ご教示ありがとうございます。
表示については、ものすごく迷い、悩んでいたので、助かりました。

ありがとうございます。
これからもよろしくおねがいします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 20:10削除
投稿ありがとうございます!!

広告ですか。主人公はよっぽど旅が好きな感じですね。

ついつい広告を見てしまう、みたいな感じでいいんでしょうか。

キラキラしているのは太陽ですかね。

これ結構、この形(57577)にあてはめるのにすごく時間がかかったんじゃないでしょうか。元の文から57577に変換する、というか翻訳するときに、かなり57577にいれるために無理をした痕跡を感じるんですよ。

まず短歌は、575+77なんですけど、最初のアイデアの段階では、ここに無理にはめようとして作らなくてもいいんです。ただ、最後の段階でちょっと型を意識して57577に直すっていう感じかもしれないです。


あと、57577の間に一字空きが入っていますが、だれかに見せる時はこの空白もいれないほうがいいです! すごい「あ、形にいれるために数えたな」っていうのがわかっちゃって、恥ずかしいかも…。


いま遊ぶための道具を探しますので、ちょっと最初のステップからやりましょう!!


1.普通の散文(ご自身がいつも書いている文章)にこの歌を直して見てください。 40~50字以内です。

それをぜひ送ってください。

これだけです!

で、ここまでで一旦コメント終わりますが、ぜひ私の見立てあってるかどうかもふくめておしえていだければ嬉しいです。ご感想ことなどもご自由に書いていただけると嬉しいです。お願いします!
返信7
さん (9aioy5g3)2024/10/8 12:16 (No.13896)削除
今週もどうぞ宜しくお願いします。
テーマ「旅」を自分なりに試行錯誤したものです。
まだ、テーマ「旅」で大丈夫でしょうか?

うちの前みぎに進めば青森でひだりを行くと太平洋だ

家の前の道をただ進むと端っこか海に出る、ただそれだけの事実ですがものすごく晴れ晴れとした気持ちになり、それを歌にしました。

下が、こねくり回しすぎての駄作です。

この道は日本の端に続いてる鼻歌奏で洗濯を干す

説明しないようにと意識すると、結局、取り扱い説明書的なものになって、結局伝わるものになっていない気がしています。
ただ、上の歌だと「で?」といった気持ちになり、すごく足りない感がしています。

宜しくお願いします。
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 21:40削除
明日朝からです。noteみていただければ幸いです。
さん (9aioy5g3)2024/10/8 18:39削除
ありがとうございます!
承知いたしました!次の募集楽しみにしています
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 12:54削除
ありがとうございます! 竹さんごめんなさい。実はまだ講評書いてないので、次回の募集をかけてないのです。みんな進捗にムラがあるから、もう少しかかっている方もいらっしゃるので、もう少々お待ち願えますか?

ちなみにこのおお歌は、この道、って言ってるのに、「家の庭で洗濯物をほしたり奏でたりする」これがちょっとわからなくて、「この道をゆけばわかるさ」みたいなアントニオ猪木のフレーズとかを受けて書かれたものかな、と思いました。

これはあんまり手つきが良くなくて、既にテンプレ化したものを歌うのなら、自分なりのアレンジがいるんです。この道は日本の端にーくらいではオリジナルを受けて続けただけに見えてしまった。だから、歌としていいものにするには、下の句との響きあった上の句が必要だと思います。


ちょっともう一度道具を探してもう一度再投稿されてみてください。
返信3
えんどうけいこさん (9alas5t0)2024/10/8 05:33 (No.13867)削除
西巻さま
はじめまして、よろしくお願いいたします。

札幌に来たって同じ 丸まって眠るベッドに冷たい余白
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 21:39削除
こちらこそよろしくお願いします!

基本的に短歌って575+77の形にあわせて作るのが一番自然になるようにできているんですよ。

一時開けするのは、リズムを途中でかるく切って、なんか違和感を入れたいとか、一時開けを入れて余韻を残したいときとかなんですね。

あんまり使ってると、本当に余韻をのこしたいとき使えなくなるので、抑えたほうがいいと言われてると思うんです。

ただ、終止形できれるときで、今回みたいに余韻を残したいときは積極的に入れるようにしてます。

文語はいいんですけど口語の場合、次にかかるのか止めるのかわかりにくい時があるんです。

なるべく意味が次に繋がるか、きれるかわからないとか、どうしても余韻を残したいとか、そういうときはつかっていいんじゃないかと思います。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/8 20:38削除
丸まって眠るベッドに埋まらない空白がある どこでもひとり

断然こちらが良いですね。ありがとうございます!
わたしは一字開けを使いすぎるところがあって、どこかで何か言われたのか忘れましたが、ここぞというとき以外は使わない方がいいと思っていました。
この歌については、ここぞというときに該当するとは思いますが、一字開けについて、西巻さんはどうお考えでしょうか。(お答えは急ぎません)

空白がいいと思ったのは、余白だと甘くて、おっしゃるように希望が含まれてしまうけれど、空白なら虚無的でぴったりと感じたからでした。空白を最初に思いつきたかったですが、やりとりさせていただいて辿り着けましたので、感謝しております。
次回も投稿したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 20:13削除
あっ。よかった感覚あいました。もう過程がすごい大事な講座なので、空白の感覚が「あっ」と気づいていただいて良かったです。

この歌、ありで「どこでも」に続けると余韻が残らないので、

丸まって眠るベッドに埋まらない空白がある どこでもひとり

文を切って、一時開けにするといいかもです。
大事なことのあとは終止形で、一時開けが1番インパクトありますからね。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/8 18:55削除
あれ?
先ほど返信したつもりだったのですが、保存されなかったのですかね?
「空白」がめちゃくちゃ良くて、熱のこもった文を書いてしまったのですが。
とりあえず「空白」を使わせていただいた改作を再送します。

丸まって眠るベッドに埋まらない空白がありどこでもひとり
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 16:40削除
あっ。すごいいいです。えんどうさんそのご説明ってぼくもすごいわかるんですけど、実は自分が孤独感を抱えていたことに気づかなかったとか、そういうのって、孤独っていう一言では、なかなか他の人に理解されないので、ほんとこれからもしつこくしつこく書いていってこんなひとり具合、こんなひとり具合って相手にわかってもらえるまでしつこくしつこくやっていくと、すこし「わかる」って思われたときの嬉しさが増える気がしません。


あっ、わかってくれる人がいるんだ、みたいな。多分安易にみんな自分の孤独体験と結びつけちゃって、勝手に共感している人もいるので、結局わかってくれてないというケースあるので、孤独でも孤独の表情をたくさん用意しておくといいです。そのうち、孤独じゃなくなったときの「あ、こんな孤独感抱えてた」っていう思い出にもなりますし、短歌自体の質もあがって、一石二鳥だと思いますよ。


お歌、すごいウマいです。

一個だけ。「余白」の表現って、これ、好みです。

だからぼくの意見は参考程度にしてください。このままでもいいです。

実はぼくこれ「空白」とかのほうがいいかなと思ったんですよ。

余白って、ノートの余白みたいに奥行きがない平面的な感じがするじゃないですか。

でも、ベッドだからご自身の高さがあるので、リアルにいくとなにか空間的なものがあると考えても全然いいと思うんです。

ただ、余白はこれから埋められる余白っていう意味もあるから、ほのかに希望をはらんでいて、これも味わいがあります。

これはえんどうさんの好みで選んで決めていただいて、このまましまって、最後お歌出してください。

どうぞよろしくお願いいたします。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/8 14:26削除
西巻さま

ありがとうございます。
小さい頃、何かあったというわけでもないのに突然、背筋がぞっとするような、膝から崩れ落ちるような、
目の前が真っ暗になって、いてもたってもいられないような感じになることがあって、当時はわからなかったのですが、大人になってから、あれはさみしさから来ていた、つまり孤独感だったのだと分かりました。今もそれを抱えています。
孤独には恐怖も含まれています。理解されない、理解できない他人への恐怖。
ブラックホールみたいなところに放り込まれて、誰も助けに来てくれないような。
自分の周りには透明なガラスみたいなものがあって、どうしても他人とは交われない。
旅というお題からは外れますが、もう少しその感じが伝わるように改作してみました。

丸まって眠るベッドに埋まらない余白があってどこでもひとり
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 11:51削除
ありがとうございます。

実はぼくも一孤独マニアとしていうんですけど、孤独も色んな種類があって、「ひとりでじっと部屋にいる」ような息が詰まるのを耐えているような孤独とか、あと、満たされない寂しさ。とにかく自分のなかに充足感がない孤独とか、結構孤独の質を丁寧に読者に伝えてあげると、いまって孤独って少しテンプレート化してて、孤独っていっちゃうと「あ、わかる」みたいなところがあるので、すごい書きようによっては今後のえんどうさんのテーマになると思うんですよ。

なまなましい質感みたいなのがあると言うのと、なんにもないみたいな言い方もある。読者がそれを感じるのは、自分のなかの感情を丁寧に相手に素材(道具ではなく)として出して上げる必要があるかなと思います。そういう意味で、余白だけではちょっとその質を読者が想像し辛いから、別に体験とかはいいんですけど、どんなふうな孤独かをお伝えいただけるとわかりがすごいいいかなと思います。

いかがでしょう。
えんどうけいこさん (9allqp1n)2024/10/8 10:40削除
西巻さま

ありがとうございます。
察してくださった通り、どこにいても孤独で、世界にひとりぼっちだという気持ちを表現しようと思いました。
今思いましたが、旅なので「いたって」より「来たって」の方が良かったかもしれません。
札幌に旅行に来て、ホテルのベッドは大きいから大の字になって寝てもいいのに、家の小さいベッドで寝るのと同じ姿勢になっている。

原案は以下です。

札幌にいたって同じ ふかふかのホテルのベッドで丸まり眠る

ここから推敲しました。
「ふかふか」では幸せそうなので、もっとさみしい表現はないかと。
丸まって眠るから、ベッドに余白ができて、そこには体温が伝わらないので冷たいまま。
その姿勢と、余白の冷たさで、孤独を表したつもりです。
「白」と「冷」が「札幌」とも親和性があるかなとも思いました。

以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 09:29削除
えんどうさま

投稿ありがとうございます! ちょっと2日くらい日にち見てやり取りしましょう。

いま仕立ての段階で

ベッドの冷たい余白っていう道具が出てるんですけど
ちょっとなぜかはわからないけど、作者が道具やおもいをちらっとしか見せてくれないって読者のぼくは思うんです。ちょっと説明してみます。


まずお気持ちが、札幌に来たって同じ

っていうのは、どうして同じだと思うのか、ちょっとわからないんです。お題に沿っていただいたのと思うんですが、ぼくは「結局孤独を感じるこころ」ってこっちにきたって変わらないみたいなニュアンスなのかなと思いました。(「冷たい」だけで補ってるかんじです)

ちょっと補足いただけると嬉しいです。


まるまって眠るベッドに冷たい余白。

うーんすごいいい表現なんですけど、これ、よく考えたんですけど、結構いい発見というか個性が省略されているみたいに見えます。

ノートの余白ってわたしは言うと思うんですけど、

ベッドには人間が寝てない部分があるけど、自分はそれを冷たい余白と思った

という気づきの部分がすごい抜けてる感じがする。ただ、ここはあえて省略したという見方もできるので、
まず上の句の「気持ち」の省略の部分が補完されると、とても読者に共感を呼ぶ歌になるかもしれません。

ちょっとこれを伺いたいです。よろしくお願い致します。
返信9
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 20:16 (No.13937)削除
お世話になっております。

noteに第二回講座のために、第一回の講評と今の時点で完成したおおまかなメソッドをあげておきました。最終的にはひとりで作れるのが目的です!

どうぞよろしくお願い致します。

https://note.com/cocoatalk/n/n730691205b41
返信
返信0
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/7 15:10 (No.13787)削除
はじめまして。
note拝読してきました。
私の詠む短歌が伝わればいいなぁと言う思いと「おおおっ」と感じてもらいたい思いでこちらに来ました。
よろしくお願いします

黒潮が美味い魚を連れてきて相席をする刹那の人と
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 20:08削除
こちらこそありがとうございます。そうそう、以外と自分のこころに答えがあるので、絶対人がいいと言っても自分のなかの整合性がとれるまではOKしないとかも大事です。わがままでいましょう! 明日から次回ですが、よろしくお願い致します。
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/8 18:52削除
ありがとうございます!
・物を具体的に
・どこにフォーカスするか
という課題が見えてきました。

代案まで提示していただき、ありがとうございます。
入門書では、何となくわかるのですが、それを自分に落とし込めなくて、私のここが!ということがわからないでいたので助かります。
また、頑張ります。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 07:11削除
オーケーです。ありがとうございます。


「刹那の人」ってなんか別に怪しい人じゃなくて、隣でたまたま相席になった人くらいですよね。


で、そのとき食べた魚料理がおいしかったのもわかります。たぶんくろしおだから高知とかそっちの方ですよね。で、それを表現するために、昔からのスタイルでは「ものを出して」それをこころに見立てる、みたいな方法でやってました。

たとえば料理がはなやかだとか、さかなの目にフォーカスを当てるとか(ちょっと楽しそうな感じとか)をやっぱり「実際の光景で印象にのこったものを道具として」出すと、とてもいい感じです。


くろしおって勇ましいイメージだったりするのかな?

ぼくは四国はよくわからないんですが、たとへば楽しいイメージを残したいならこのシチュエーションをそのまま具体的に切り取りましょう。

比喩っぽく言う手もあるんですけど、


絶対ここは残したいですよね。

相席にたまたまなった人たち
話が弾む


相席でたまたま一緒になった人とする話はたのしい花でいっぱい

これは相席 をモノにして、相席のよさを伝える方に集中しました。たのしいを花で表現しました。



あとは「会話している様子」を楽しくかけば「たのしい」って言わなくても「楽しそう」になりません?


相席の人と笑顔で語り合い色とりどりの刺し身をつつ



これは魚ではなくて、色とりどりの刺し身をたべたバージョン。ほんのり華やかなイメージ

たぶんこのシチュエーションから歌をもってくるか、相席の楽しさをいうかが今回の道具のうまい料理の仕方です。

ぜひ次回のお題で試してみましょう!
李宇さん (9akfz3pi)2024/10/7 20:17削除
西巻さん
ありがとうございます。

作者が強く伝えたいことですね。
とても腑に落ちます。作っていると、結局何が言いたかったのか?…で?みたいになってしまいます。
伝えたいことをズバリ鮮やかに表現されたお歌に私も心ひかれますから、そういう点なのですよね。

歌意ですが、相席食堂のようなところで美味しい魚の料理を食べたのですが、相席なのでどこの誰とも分からない方とその時だけの時間を過ごしたことが心に残ってます。
老若男女、問わず、その時間が楽しかったというつもりでした。

どうぞ、辛口でも何でも構いませんので、アドバイス、ご指導お願いいたします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/7 19:32削除
おおおっ。くろしおのお魚が美味しそうです。ありがとうございます。

まず伝わる歌って、何が伝わるかを作者が肝に命じていないとぶれるのでぜひゆっくりがんばリましょう。

自分の心の表情を一番みて欲しいというか、読者に共感してほしいなにかの強い思いを伝えたいから、伝わるんですよ。

心のあり方はみんな経験したことがあるんですけど、それを、同じシチュエーションでも、感じる心の模様が様々だと思うんです。

たぶん道具はすごいシンプルと言うか、舞台はすごいあって、これ刹那の人と相席をしている歌じゃないですか。でも、その心は実は寂しいなのか、結構楽しんでるなのか、意外と怖いとか、喜怒哀楽どれかが読者をはっきり見せると、一気に歌に表情がでます!

まずお気持ちを聞かせていただいて、それに合わせて道具をきめて遊びましょう。

そんな遊び場です。
よろしくお願いいたします。

今日くらいまでなんですが日をまたいで続けてもいいです。ご返信おまちしています。
返信5
さん (9aioy5g3)2024/10/6 09:46 (No.13662)削除
はじめまして、竹と申します。noteを拝読しています。
よい短歌というのがよくわからなくなってきた症状に陥りそうになっています←あぁ、まどろっこしくて申し訳ありません。

頑丈な骨になっても会えるかな?コップふたつに牛乳注ぐ

時間というお題で作りました。
宜しくお願いします
返信
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/8 12:40削除
よろしくです! 他の方のがんばった推敲も見てみてくださいね―――。
さん (9aioy5g3)2024/10/7 13:27削除
はい!ありがとうございます!今回のコメント、コピペして自分の本作ります。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/7 00:45削除
ありがとうございます!

あの世でも、の歌はちょっと仕立てが良くなくて、自分がいま骨を鍛えていることを、外側から説明しているような内容になってしまっています。上の句を、こころの声が漏れ出しているような表情にすることはすごくいいんだと思うんですよ。

だから、「あの世でもあえるといいな」 がいいと思います。で、この自分を外側から説明している感じは絶対下の句なんですよ。自分の声としてでてきて、いま骨を鍛えている、みたいな。一回下の句整理が必要かもしれないです。


2つ目は、すごいホラーな感じでいいと思います!

このままでもいいんですが、仕上げの段階に入ってますね。

ええっとホラーな感じかあ。骨だけになっても。みたいな言い方になるとホラーになるかなと思います。


いつかまた会えるといいな頑丈な骨になってもまた会いたいな


ちょっと語順がずれますが、「また会いたい」を強調することで歌の表情がホラー風味になりません?



あと、この課題、ご自身で気づきが凄いあったと思うので、もし良かったあ、と思ったら、ちょっと一回リリースして別の道具でも練習してみてもいいかもしれないです。


目的が達成されたらリリースで大丈夫でーす。

ただ、歌は保存されてくださいねー。
さん (9aioy5g3)2024/10/6 22:34削除
あまり変化ないような感じではありますが、、

いつかまた会えるといいなその日まで鍛えていこう頑丈な骨
↑いいのだけど、少しホラー的な、頑丈な骨になっても実は会いたいと思っている執念深さみたいなものが少しだけ欲しい気がしました。

あの世でも会えるようにと計画立てて頑丈な骨鍛え中
↑57577に当てはまらなくなるのですが、自分の中ではこちらが好きです。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 20:44削除
よかったです! 意外とそういう人多いんです―。入門書呼んでもわからなくて、身近で講座探してもおしえてくれないし、何が足りないんだろう、みたいに思う人。だから、実は意外と「多すぎて引かなきゃいけない」(文章の癖が抜けてない)ということにまでは気づかないのはしょうがないんですよ。

うまく教えられる人がいないからしょうがないんですけどね。別の歌でもいいですよ。ちょっと気をつけて明日までに投稿されてください!
さん (9aioy5g3)2024/10/6 20:30削除
今、うるうるするくらい感激してます。

どんなに本を読んでも、その時はなるほど!と思うのですが、さて自分のどこにどう落とし込めばよかろうかと毎回毎回迷子になって、選者さんの評価とかいいねの数でぶれてしまう自分が少しばかり嫌でした。

明日1日、考えます。
思いつかなかったら、今回はこのままで、しばらくの間寝かせてみようとおもいます。
ありがとうございます
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 20:21削除
ありがとうございます!!

ではでは!

こちらはですね。

短歌って結構長い(31音)ので、読者に印象付けたい方を、最後にもってくるほうが「あああっ」ってなるんですよ。


だからこの歌は、まだ形は見えないですけど、


結句(さいご)が「頑丈な骨」になったほうがおもしろいと思います!!

たとえば(ほんと適当ですよ)


また君にあえるかわからないけれど鍛えています頑丈な骨

とかです。これ結構良くないですか。


つまり道具は「牛乳」でも「カップ」でもなく、骨にしちゃえばめちゃくちゃユニークじゃないですか?

これって、どうしても「散文(ふつうの文章)」の癖が入って、57577にしてから、なんとなく牛乳出さなきゃ、みたいに道具出しませんでした?


だからほんとうの遊び道具はなにかを見極める力ってすごい大事です!!

ご自身でもアイデア探してみてください!

okならこれで完成。
別案あれば、これをまた土台にして2つくらい出してみてください!!

よろしくお願いいたします!!
さん (9aioy5g3)2024/10/6 20:04削除
ありがとうございます。このままお願いします。

今まで「説明しすぎないで」とよくいわれるのをどうしてよいのか全然わからなかったのですが、今回、西巻さんのコメントでぴかっ!っと細い道が見えた気がします。
説明というのはそういうことか!と、、。
本当にまだ見えたとは言い切れないのですが、この細い道、迷子にならないようそろりそろりと進みたいです。

宜しくお願いします。
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 19:45削除
ありがとうございます。戻ってきました。

こういう「よい短歌というのがよくわからなくなってきた症状」って、モヤモヤっとしますよね。ぼくもよくありました。こういうの大事なので気持ちの説明をしますね。

そういうときに言えることは、他の人から強制された「型」がいい歌なのではなくて、常に自分のこころとか見方の癖のなかに「自分なりのいい歌」があるんだ、とお考えください。

短歌で「いい」と言われている歌もすごく良さがわかる。これはすごい大事です。そのうえで、さらに、自分のなかに自分なりのいい歌があるんだ、と思ってください。


歌を作る時、ってそういう気概ってすごい大事です。

常に他の有名歌人のいいと言われている歌もリスペクトして「どこがいいんだろう」と考えながら感じることも大事です。今はわからなくてもだんだんわかってきます。

でも、それとは別に自分のこころのなかに常に答えあります! だから型を鵜呑みにするというのじゃなくて、自分なりのいい歌、ニュアンス、フレーズは何か、と、常に型をみながら感じたり、考えたりしてくださいね。


頑丈な骨になっても会えるかな?コップふたつに牛乳注ぐ

竹さんのこの歌、すごいユニークですよ。

頑丈な骨になってもあえる。

これがめっちゃユニークです。この個性はほんとに活かしたいです。

よりこのユニークな気持ちを活かす言い方をご自身とつきあわせて探してみましょう。

ただ、いまはまだ【仕立て】の段階です。


これ、やっぱり下の句の道具がちょっと遊びが足りない感じがしてて、頑丈な骨ってミルクで出来ますよね。

コップふたつ、も、なんていうんだろう
、いまきみと会っているシチュエーションだと思うんですよ。

「頑丈な骨」って出してて「あ、牛乳のんでる」

ってわかったら、読者が納得してしまうというか、説明みたいに聞こえるんですよね。

「コップふたつ」も、会えると結びついて、トーンが下がっちゃいます。二人で今会ってるんだなあという説明に見えちゃう。

昔の言葉でいうと「判じ絵」っていう謎解きがあったんですけど、道具をだして「答え合わせ」みたいになっちゃうと面白くないんです。広がるように、広がるように、下の句を考えてみてくださいねー。


あと読者には「頑丈な骨」をぼくはぜひ印象付けたいんですけど、いかがですか?


一旦ここまででコメントとめます。次のコメントで無理に完成させる必要ないので、まず歌の前にご意見をお聞かせください。


ご自身で「このまますすめてOKかどうか」教えて下さい。よろしくお願いいたします!
さん (9aioy5g3)2024/10/6 12:21削除
ありがとうございます。
このままお願いします。
推敲しすぎて、結局最初の状態になってしまった歌です。
何でもコメントしていただけるだけで有り難いです
西巻真さん (9ai2p0od)2024/10/6 10:17削除
あっはーい。大丈夫です。
削除します? それともこのままいきます?


ちょっとこれから出かけるので、削除する場合はあたらしいお題でもう一度作ってください。

このままいくばあいは、ひとことこのまま生きます!

と書いてくださ―い。

夜か明日にはチェックますね。よろしくお願い致します。
さん (9aioy5g3)2024/10/6 09:50削除
申し訳ありません!お題を間違えております。削除キーがわからなくなってしまいました。お恥ずかしすぎて本当に申し訳ありません。
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